ミステリー作家のモートのもとにシューターという男が現れ、モートに「俺の小説を盗作したのだから、俺の名前で出版しろ」と要求してきた。たちの悪いストーカーと判断したモートは相手にしなかったが、シューターが持ってきた原稿を見た彼は愕然とする。それは彼の『秘密の窓』という小説と酷似していたのだ。
スティーブン・キングの原作『秘密の窓 秘密の庭』をジョニー・デップ主演で映画化。小説が書けなくなり、怠惰な生活を送っていた作家が、ストーカーに執拗に追われることで、精神的に追いつめられていく。そんな主人公をジョニーが細部に渡るまで丁寧な役作りで魅せる。ボサボサの頭、だらしのないバスローブ姿、落ち着きのないふるまい、シューターの異常な行動に恐れおののく姿など、全編ジョニーのひとり芝居を見るようだ。シューターの異常性を際立たせたジョン・タトゥーロの不気味な芝居を見応えあり。ちなみに結末は小説とは違うので、見てから読んでも、読んでから見ても、ミステリーの楽しみは失われることはないところもうれしい。(斎藤 香)
容易に予想できた結末が残念
★★☆☆☆
中盤を過ぎた辺りから「もしかして結末はアレか・・・?」
そして物語は終盤を迎え、「あ〜、やっぱり・・・」予想通りだったよ。
他のレビュアーの方も書いてるが、コレを観たほとんどの人が容易に結末を
予想できたんじゃないだろうか?
ドンデン返しといえばそうかも知れないが、観客にオチが簡単に見破られるようでは
それはもうドンデン返しとは言い難く、サスペンスの魅力は半減する。
今更そんなのあるワケないだろ?贅沢ぬかすな!なんて思われるかも知れんが、こちらの
予想をはるかに凌駕した・・・そんな結末が観たいよね。
監督の言いたいことは解ったが…
★★☆☆☆
DVDのドキュメンタリー映像の監督のコメントを聞いて一言「この人メガホン取っちゃ駄目」ですね。
と言いのもひたすら「このシーンはねぇ」とか「ここはこうなんだよ」とにかく説明するのだが、全く我々視聴する側に伝わっていません。私だけが苛立っているならごめんなさいだが、9割の方がすぐに真相に気付いたり、展開に白けたりしています。(私も開始30分で解ってしまい爆睡気付いた時は最後のトウモロコシをかじる所で目が覚め、また初めから見直す始末)
だいたいこの監督自分の撮る映画なのにCGをわざわざ作らして、スタッフや役者に見せて「こんな感じで」とか「分かりやすいでしょ」と言ってますが、呆れてしまいます。要するに人に見せる映画を撮っているのにそうゆう意識がなくあの仕上がりも仕方がないと、納得は行きました。
この映画で1つ良かったことは、『ジョニー・デップ』の凄さが解りました。
彼が出てる作品は『パイレーツ・カリビアン』しか見ておらず世間が何故こんなに騒ぐのか解りませんでしたが。
この映画を見てその存在感圧倒的でした。後『ジョニー』が色々とアイデアの提供したらしくまさに『ジョニー』のおかげで皆も此だけ注目した訳出しでていなければレビューも1/10位になっていたでしょうね。
最後に私も大多数の意見と同じでこの映画は駄目だと思います。演じている役者は素晴らしいですが、監督が全て潰しました。
★の数は『ジョニー』に敬意を賞して2にしました。(此が限界です)
ジョニー効果
★★★☆☆
ジョニー・デップのファンなので
期待して見たのですが
内容的には見当違いだったようです。
展開は本当にすぐに読めてしまいました。
シューターの正体に、あんなにも早く気づかされるとは思いませんでしたし…
スリリングな気持ちにさせられたのも、 何も知らなかった物語の前半部分くらいでした。
展開がわかればあとはモートの単なる殺人劇。
トリックも何もない。
ジョニー・デップお得意の、奇人的雰囲気のある演技と、格好よさがあっての星3つです。
原作より面白い
★★★★★
キング原作で映画化して原作より良くなった珍しい作品。そもそも秘密の窓はキング作品の中ではあまり面白くない部類だと思っていたので、全く期待していなかった。しかしジョニーデップの演技力や、映画オリジナルの演出等のおかげで意外にも楽しめる出来になっている。正直ホラーとしてみると全然怖くはないのだが、SHOOTHERのシーンでのデップの田舎者喋りはかなり笑えるので見てほしい。
微妙
★★☆☆☆
緊張感がまったくない、まったくドキドキしない、恐怖感もほぼ無し
「こんなオチだったら嫌だな〜」と考えていたら当たってしまった
期待していたら裏切られます