やさしい光に包まれた東京があった
★★★★★
竹中直人監督の「東京日和」・・・残念ながら見逃してしまい、大貫妙子さんの映画音楽のCDだけ、先日購入しました。
この写真集をゆっくりめくりながら、CDをかけたら、あまりにもぴったりで、ぞくぞくしました。
写真の中の東京はやさしい秋の光の中で、ひっそりと息づいていました。
片岡氏によって切り取られた東京のショットになぜか人は写っていません。
下町なのにほこりっぽさはなく、打ち捨てられているのに人の気配がして、しかもエレガント。片岡氏の美学とユーモア(オムライスへのこだわり)をしっかり楽しませてもらいました。