アーケードモードを完全再現しているのはもちろん、本作では家庭用オリジナルモードが多数搭載されている。最大4人までプレイすることができる「タイセン」モードや、音声入りのガイドで、初めてのユーザーでもマニュアル要らずで遊び方をシッカリ学べる「スタディーモード」などなど。家庭用ならではの配慮を忘れない、親切で丁寧なつくりなっている。
もちろん、家庭用新曲も多数収録。アニメソングから流行りのヒットソングまで幅広くフォローされているので、大人から子どもまで、家族やカップルでワイワイとにぎやかに楽しむことができる。アーケード版で好評の「インターネットランキング」もPS2で実施されるので、腕におぼえのあるユーザーは、挑戦してみては。(荒沢有紀哉)
1.曲決定時にbpm表示がされないのでスピード設定がしにくい。
(選択時に小さく表示されていますが、小さすぎて見えません)
2.どの曲をクリアしたのかが分からない。
3.チャレンジモードでノルマ設定が曲決定の前にあるので、曲によってノルマを変えたい時は前の画面に戻らなければならない。(つまりその分手間が掛かる
4.一定の条件が重ならないと出現しない曲が多々ある。
(持っていないのでよく分かりませんが、PS時代の1~6のシステムが色濃く残っているのでは、と思います)
ほかにも色々と問題が・・。
8~をプレイしてからこちらをプレイすると、かなりやり難さを感じます。(画面も見難い
ポップンシリーズを初めて買う場合は、8~を先に買う事をお勧めします。
どうしてもプレイしたい曲、好きな曲が7にある。
こういう人にはおすすめかも・・実際私もその理由で買いましたw
●プレイ状況が非常に把握しにくい
アーケードモードで一度プレイした曲はフリーモードで繰り返し
プレイできるようになりますが、肝心のアーケードモードでの
プレイ状況が確認できません(8以降では確認できます)。
未プレイの楽曲をフリーモードで一度「調べる」という行為が
必要になるため、非常に煩雑さを感じます。
●曲のスピードが非常に確認しづらい(エキスパートモード)
当方は曲のスピードによってハイスピードというオプションを追加します。
ポップンの流れとして、①選択画面→②紹介画面→③プレイ画面と
推移していくわけですが、本作7では①の選択画面でスピードを表示し、
②の紹介画面でオプションを変更する形になります。
ところがエキスパートモードというモードでは②の紹介画面からの
スタートとなるため、曲のスピードが確認できません。
(8以降では②の紹介画面でスピード表示となっています。)
200bpmくらいだったかなーとハイスピード3で設定すると300bpmで
オブジェが全く確認できずに即死‥ということが何度もありました。
また、速さが変化する楽曲であるにもかかわらずスタート時の
スピードのみを表示するという点も不親切さを感じました。
上記の「不満」は8以降のタイトルでは全て解決されている問題です。
逆に言えば7で確認されたシステム面の不備が8以降で解決されている
ということであり、そのあたりはコナミの対応の早さが伺われます。
当方は上記不満により評価は辛口でありますが、本レビューを
参照されて「不満」として感じないということであれば、
本作の楽曲はどれも秀逸ですので☆をひとつ追加してもよいでしょう。