後任として迎えられたエリック・シンガーが加入、
そのラインナップで制作されたヘヴィな作品。
タイトルも、何者かに怒っているような鬼気迫る気合いを感じる。
特にブルース・キューリックのギターが
前面に押し出されたほか、
ポールとジーンによるヴォーカルの掛け合いが復活し、
バンドが一体となった充実の内容となっている。
古きよき時代を生き抜いたロックチューンから、テンポの良い楽曲、美しいバラードまで揃っていて、この一枚でKISSというバンドを堪能できる一枚だと思います。この一枚を聴くと、後にオリジナル再結集の為にこのメンバーが解消された事が悔やまれてならなくなるくらいの良いアルバムです。
12番目の楽曲はタイトルからもわかるとおり、前任ドラマーの故人が残したデモにギターをかぶせたジャムで、リズムの良いドラムが楽しめる一曲です。