絵が綺麗で、設定もおもしろく、キャラもカッコいい&可愛い。

しかし
緋水がピンチ→イクタが助ける
の繰り返しで、少しずつ進んでるものの話は物足りない。
もっと別の事件で物語が進むようにはできないのか…せっかくおもしろいのに…だから本誌で連載にならないのでは?


一巻を買い、おもしろいと思い二巻、三巻と買っていましたがもう限界です。目が肥えてる私には我慢なりません。さようなら海賊と人魚

って帯が付いてたけど…。
そこまで壮大なものではないかな…と。

設定とかストーリーには魅力があって好きなんですが、男同士がベタベタする感じがどうも馴染めない…。

いくら主人公が女っぽい少年だからって、男同士が必要以上に接近したり顔に触れたり、普通はしないよ〜。

異国設定だからベタベタするのもアリなの?
下手すりゃ恋でも芽生えるんじゃね-の?ぐらいの勢いだけど大丈夫なの?

女の子キャラが少ないせいか、主人公に女装させるシーンもあったりして、女成分を上乗せしすぎな気がする。

まぁイカツイ人魚も嫌だけど…女の子の人魚にしてくれてればサラッと流せるんだけどなぁ。

話はだんだん奥深い方向に行っていて、いくらでも広げられそうな作りをされてるので内容的には楽しみではあります。

イクタとクロイツェル、どうしてタイを外した不敵な笑顔とちょい不本意そうな表情で手袋を嵌める男子の姿はどうしてこう…。 確かにこれじゃBLぽいと言われても致し方なし、読んだら確かに確かになのです。 緋水とイクタはまあ当然という絡みなのでそれを除くとイクタとクロイツェルとかノール中佐とクロイツェル、クロイツェルとイライジャが対峙する姿。 ただ、その人間関係や空気感は空気感は少年マンガの古典でもあるのでBLぽいというだけで敬遠するには勿体無い作品でもあります。 へんにテンプレートがない珍しい作品でもあるので。 その希少性と美しさから捕らわれていた人魚の緋水に彼を奪った(?)わけあり海賊イクタはもちろん彼らを追うかつてのイクタの後輩クロイツェルに彼の上司ノール中佐、ユリアン少尉にイライジャやベレウィス公に海賊仲間、誰ともまた次会いたい。 ふとした仕草や表情がセクシー。


ベレウィス公曰わく「人魚の涙」を巡る「グレードゲーム」をガッツリ読みたいし、イクタの過去も気になります。

イクタとクロイツェルの過去の繋がりが、少し明らかになりましたね。イクタが緋水を大切にするのは、過去の軍人時代に何かありそう。ノール中佐の発した一言も気になるし(笑)→二巻参照。人魚の涙探しをする事で今後何かしら展開があるかも!