宮崎駿さんと高畑勲さんの世界観の作られ方を見ているかのようです。
高畑勲さんの「木を植える男との対話」は、赤毛のアンがそのものの世界。
木を植えた男の作者フレッデリック・パックさんは、本を書く前から木を植えていたという。カナダの大自然と人間との共生を探る姿に感動しました。
人間が自然にいかに近寄れるかは先住民族の生活様式がヒントになるような気がしました。
宮崎駿さん「大空への夢~南仏からサハラ~」は、紅の豚そのものの世界。
星の王子さまの作者サンテグジュベリの世界を映像と宮崎さんのものの見方から楽しめます。
宮崎さんがどんなことに興味を持ち、どんなことに興味を持たないかがハッキリとわかっておもしろい!
男はロマンを求めて、それを体現していく生き物だと感じた作品です。