やはり天才
★★★★★
前作drawing the sea of loveで、後のプログレッシブハウスの衰退を予期していたかのような、リスニングミュージックとしてのテクノを披露した、天才nathan fakeによる待望の2nd。
1-the turtleはいかにもこのレーベルらしいトランシーミニマル。petter/some polyphonyをポップにした感じ
2-basic mountainはkitsuneシリーズに収録されてもおかしくないような、コズミックエレクトロ。彼ならではのシーンに対する回答か。
cobblestone jazzも真っ青なフリーフォームテクノを展開する3-castle risingはリズムが凄まじい。終盤のブレイク後のブチギレ具合は狂気。
気持ち良い浮遊感で箸を休めましょう、4-the curlew
序盤はboys noize!?な5-narrierですが、ちゃんと徐々に流麗かつ不穏なウワモノが乗っかってきます。アシッドベースで攻め立てるブリープエレクトロの新たな姿を見たような気がします。supermayer/two of usに近い質感。3分半は短い。。
ラストを飾る6-fentigerはインダストリアルミニマルと名付けたいほどの新感覚。ミニマルの亜種にして次のトレンドになりそうな予感を孕んだフィナーレ。
6曲なのに大満足!