猫好きにはたまらない猫シーン
★★★★★
ネコナデなんてタイトルにつられて見たのだが、
最初から引き込まれて
一気に見てしまった。
最初のしばらくは、
タイトルとストーリーがあまりにもかけ離れていたのだが、
実生活のリアルなストレス社会に
猫の存在がグググっとくる。
子猫の愛らしさに癒される主人公の気持ちが手に取るようにわかる。
猫がじゃれる姿や
猫に癒されてる主人公の姿に
見ているこちらも癒されること間違いなし。
既に2回見たが
全編に流れるBGMがいい意味で耳に残る。
とにかく、何度見ても猫がいい。
ストーリーは
人事部長で、社長から無情なリストラ指令を受けて
次々社員に退職勧告を続ける主人公。
新入社員研修でも、
手を抜かず実直に指導をする日々の中で
猫と出会う。
猫を通して今まで見ていたものの見方が少しずつ変わっていくさまが
とても良かった。
最後に社長をもう少しガツンとやっても良かったとは思うが、
いい終わり方だったと思う。
詐欺的に飼うことになった2匹目の名前が大うけだった。
トラが最高
★★★★★
劇場版DVDを鑑賞後、特典映像だったドラマ版第1話の怪しさに正直面くらいましたが、
この正月の一挙再放送で意外にも一気にハマリ、このDVD−BOXも即買いでした。
リストラ業務を黙々とこなし新人研修にも情け容赦ない、とある大会社の"鬼"人事部長。
それがひょんな事から拾った仔猫の世話に翻弄され、その愛らしさにどっぷりハマっていく。
見かけもイメージも"鬼"そのものの小木茂光氏の、想定外の翻弄されぶりが可笑しく、
「こんな気持ちになったのは一体いつ以来か・・・」の科白を合図に始まる子供時代の描写は怪しく、
何より演出の事など知らーんと言った風情のトラちゃんの、気ままで豪快な遊びっぷりが最高!
劇場版トラちゃんの無垢な愛らしさも良いけれど、ドラマ版のあどけない奔放さは特筆もの。
その魅力を存分に味わえる特典映像「猫だ(ら)けメイキング」は必見です!
このドラマのスタッフならではの、個性的な通常メイキングもGOOD。是非お試し下さい。
鬼塚部長と一緒に癒され、日々を乗り越える糧となります。
星5つでお願いします
★★★★★
チェリーボーイさんのおっしゃるとおり、連続テレビなのにとても映画的な作品だと思いました。映画版は、いい意味でセオリーとおりのキレイな作品にできあがっているのに対し、テレビ版のほうが独特な空気感が全編に漂っていて、私もテレビ版のほうがおススメです。
毎回予想がまったくつかないストーリー展開。傑作。
★★★★★
あの傑作がやっと発売される。随分、待った。
いわゆる「ネコちゃんが出まくるドラマ」ではない。
誰もが予想するであろう凡百の動物ドラマではないので注意。
全体に流れる(いい意味で)ダークなトーン。
猫が主役ではない。主役は、通常のキー局では考えられない小木茂光である。
猫はほぼ演技らしい演技はしない。
というか、何度も言うが猫ズキがむやみに興奮する類のドラマではない。
猫はあくまでも脇役なのだ。だから猫ギライ、犬派の人たちもまったく問題なし。
そして
毎回予想がまったくつかないストーリー展開。
そして得体の知れない感情が首をもたげて、泣ける。
ドラマとは思えない、映画的な映像センス。
やけにリアルな日本企業の描き方。
最終回の話の収束の仕方も素晴らしい。
この作品を他の何かの作品に置き換えるのはとても難しい。
何かまったく新しい世界観を見せつけられたような感じだ。
個人的には、映画版よりこのドラマ版を断然おススメ。