明日のために

価格：￥2,940

カテゴリ： CD

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西村由紀江がデビュー作『アンジェリック』を発表したのは1986年のこと。以来、コンスタントにアルバムを発表していて、これは通算では24枚目となる作品。ここ数年、癒し系とかヒーリング・ミュージックといった言葉をよく耳にするけど、この人はデビュー以降、一貫して心に優しいピアノ・ミュージックを演奏し続けていて、まさにその道の第一人者といってもいい。
全12曲入り。半分はソロ・ピアノで、残り半分はオカリナ、チェロ、ハープ、胡弓、ストリングスなどとの共演。曲はラストの<12>（ドビュッシー）以外はすべてオリジナル。どこか懐かしい感じのするメロディを淡々と弾いていて、思わず郷愁を誘われる。この人のピアノを聴いていると心が洗われる、素直な気持ちになれるという人が多いようだけど、それは彼女の優しさがそのまま音楽に反映しているからだろう。どの曲もゆったりとしたテンポで演奏している。横文字が氾濫（はんらん）する中、タイトルも曲名もすべて日本語というのは、かえって新鮮だったりするから不思議だ。（市川正二）

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プレゼントに最適 ★★★★★

とてもステキな音楽で、何回聞いてもあきません。車を運転しながら、家の中、仕事をしながらと、ずっと聞いてもあきませんでした。そしてあまりステキなので、大切な友人や知り合いへのプレゼントに活用させてもらいました。一度、西村さんのコンサートを聞いてみたいなと思いました。

う〜ん極上のメニューです！ ★★★★★

このアルバムも傑作ですね。全曲、心地がいいです。
緑が生い茂る木々の隙間からあふれる光のごとく、やわらかくも澄み切ったピアノの音に、やすらぎと高揚感を感じさせます。

一点、月の光は残念だったでしょうか。西村版「月の光」なのでしょうが、
テヌートが連続する和音の箇所、ちょっと強く弾きすぎかな、と。
それと左手のアルベジオが奏でる、まさに月の光を彷彿とさせる音のきらめきが聞けなかったのはとても残念。
西村さんの「月の光」完全版を聴きたかった。

でも全体的に二重丸。いいですね。

最高の作品達 ★★★★★

西村さんのCDはどれもお気に入りなのですが、これは最高の一枚です。
ハープ、胡弓等の音色が加わるだけで、こんなにも美しいハーモニーになるものなのか。お互いの楽器が素晴らしく調和し合い、鳥肌が立つほど胸に込み上げるものがありました。ある程度聴きこむと、それが不思議な安らぎとなるのです。今では寝る前に聴いています。すーっと眠りに入れます。

私の特にお気に入りは、『あの日の記憶』『どこまでも』です。友人にも教えたら、大好評でした。ぜひ、おすすめです。

細胞まで届く光の音楽 ★★★★★

西村さんのＣＤを買ったのはこの、「明日のために」が初めてでした。
その中の「明日のために」のイントロを聞いた時に、既に背筋がゾクゾクっとしたのを覚えています。それほど、理屈なしの感動だったのです。そして、１枚を聞き終えた時には、愛する人にたった今、会っていたのだ・・そう言う感覚がしました。細胞まで届く光の音楽だと思います。

思わず目を閉じて･･･ ★★★★★

あるＦＭラジオ番組で､彼女の存在を知りました。次々に途切れる事無く､音楽が湧き出てくるとの事。彼女はどんな音楽を演奏する人なんだろう？直ぐにこのＣＤを購入しました。想像通り、いや、想像以上に私を満足させてくれる音でした。なんて優しい音色でしょう。思わず目を閉じて、ジィーンと来てしまいました。