珠玉の日経225オプション投資本
★★★★★
日経225先物とオプションの広さ、深み、そして理論と実践が学べる珠玉の日経225先物・オプション本だろう。
おそらく、日本で出版されているデリバテイブ本の中では最高の傑作といっても過言でない。
野口悠紀雄氏の「金融工学、こんなに面白い」も、良い本だが、教科書的過ぎて面白みにかける。また、実戦的でもない。
その点、中丸友一郎氏の先物・オプション本は、理論を踏まえつつ、日経225先物・オプションでいかに勝利するかというノウハウがつまっている。
特に、デルタやガンマを図で解説するやり方は、小生はこれまで見たことがない。
目から鱗が落ちるデリバティブ本といえよう。
初心者にもプロにもお勧めです。
こういう市場の激変を前提とする本は
★☆☆☆☆
オプションは甘くないですよ。
こんな「もし、市場が大きく動いたら」みたいな
前提でトレードしたらあっというまに退場です。
そもそも、プロのひしめく日経225でオプションは
やらないほうがいいです。もっと普通の人の市場が
他にあるのですから
(「日経225先物とオプション―実践での戦い方 (同友館投資クラブ) 」に関するレヴューと同じものを載せています。似たような内容でしたから)
正統派オプション投資本
★★★★☆
センセーショナルなサブタイトル(ギャンブルよりも面白い・・1万円からはじめる・・・)は、おそらく著者の発案でなく、出版社のものであると想像するが、真っ当なオプション投資本である。
もともと投資・投機は確率のみでなくペイオフ(払い戻し金)との掛算で考えるべきと理解しているので、競馬と対比することに意味があると理解する(本命で当てても元がとれない)。
オプション買は一種の保険買と同じで、何かビッグサプライズでもない限り得るものより失うものの方が多い。
その意味では1万円投資を30倍50倍にする投資手法は理にかなっている(「ツキの法則」より)。
ただ、入門書としてはチョッと難しく、実践用としては戦略=仕掛の説明が少なく物足りない。
何でも一冊で全てをマスターするのは難しく、数冊の専門書を読む中の一冊としては推奨できる。
オプションを馬券と比較とは、恐れ入ったね
★★★★☆
結論から言うと、結構勉強になって使える本だ。
「ギャンブルより面白い」といったタイトルや、225のオプションを
馬券と比較するといった内容にはまいったが、一般の人には取っ掛かり
として親しみやすいかな。
ただ、基本的には初心者向けの本なので、ストラテジーも基礎の基礎。
このため、★4つ。
できそう! でも難しい一面も・・・
★★★★☆
株式、FXと投資は初級〜中級くらいのレベルです。投資オプションを広げるために読みました。株式を保有している人のリスクヘッジとして使えるという点で、具体的記述があり参考になりました。ただ、文章で数式を書かれている点は、数学がどちらかというと苦手な私には難解な部分でした。
ご自身の投資オプションを広げたいと思っている方は、読んでもよい内容だと思います。