小学生はハマル!
★★★★☆
ちょうど読みやすく、暇つぶし程度に少しずつ手軽に読めます。量も小学生の自分が(当時4年)軽く読めるくらいなのでその分大人には物足りないかもしれません。
ドキュメンタリーなので都合の良い奇跡などは無いのですが、レースに至るまでの経緯やトラブル、さらにはレース開催地の地理などがしっかりと書いてありそれだけに読んでて感情移入もしやすいです。実際第1章にはストーリーには直接関わらない様なことも書いてありますが、分量が少ない為レース本編に入ってからも十分に覚えています。それだけにレース本編が楽しめます。
オーストラリア縦断レースなので途中のキャンプのレース中とは違う日常的、生活的な雰囲気が休憩となるのでついていけなくなる事もありません。
他のチームの視点も盛り込まれていてレースの臨場感も伝わってきます。レースの裏舞台の話もこういうのが好きだと楽しいと思います。