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富・戦争・叡知

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本経済新聞出版社
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株の先見性 ★★★★★
◎◎◎◎◎ (2010.4.23) 2010.7.18 読時間;125:32

(1)「よく言われるように、人は群れで考える。人は、熱狂する時は群れで動き、一方、正気に戻るときは少しづつ、一人づつ動く」

(2)個人が狂うことはあまりないが、集団はだいたい狂っている

(3)群衆には頭を使う活動はできない。群衆は常に個人に劣る

(4)1940年ファシストたちいわゆる枢軸国は1世代にわたって全世界を支配する勢いのように見えた。

(5)1942年、ドイツはヨーロッパの大半を支配し、日本は世界の大陸の10%と貴重な天然資源の多くを手に入れていた。

(6)世界の近大史において、一個人が何百人にも及ぶたくさんの人を洗脳した例はヒトラーの他にいない。

(7)チャーチルは日本がインドに介入するのを恐れていた。

(8)1941年、チャーチルは日本が英国と米国を相手に戦争をして、自らを破滅へ導くような選択をするとは思っていなかった。

(9)常識的に考えれば、戦争は株式市場にとって何もいいところがない。

(1)20世紀におけるもっとも行動的な二人(ヒトラー、チャーチル)の指導者が「女遊び」の気がなかったことは興味深い。

(2)ヒトラーの食事は野菜ばかりの粗末なものばかりだった。彼が戦場の兵卒と同じものを食べると言い張ったからだ。

(3)ヒトラーにとっての本当の敵は、ソ連と共産主義だった。英国に望んでいたのは同盟国か、少なくとも中立の立場だった。

(4)戦争中に最も持ち運びしやすく、流動性に富んだ財産は宝石類。

(5)敗戦国で財産の価値を保つのに1番いいのは不動産と実業。

(6)敗戦国で抵抗運動や内戦が長引くと苦痛は長引く。(悪い例:イラク、良い例:日本、ドイツ)

(7)戦時中は食糧こそが最強の通貨

(8)1940-1950年にかけて、富にとって最適の場所は不動産と金だった。

(9)英国はジャングルの戦闘では戦車は役に立たないと決めていて、マレー半島では一台も持っていなかった。

(1)日本の陸軍はマレー半島において、戦車と自転車を組み合わせて使い、電光石火で動いた。

(2)株式市場は叡智に富んでいる。

(3)資産の点や場所の点でも財産は分散投資し、トラブルを見通し、市場の声に耳を傾けることだ。

(4)家計や個人は財産の75%を株式に投資するのが適当。

(5)持つのは公開市場で取引されている世界中の株式を中心にするのがいい。

(6)早めに財産を移しておくのはコストが高くつくけれど、早めに行動しておくほうがずっといい。

(7)本書が素晴らしいのは、第二次大戦から朝鮮戦争までの出来事を金融市場の展開に結びつけ、かつ両者との関係と金融市場の予測能力について強い結論を引き出している点だ。

//素晴らしい本だ。買うべき。株価は戦争の転換期を早めにとらえて的確に未来を予測している点に驚きをかくせない。株の先見力は素晴らしい。