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路上のソリスト[DVD]

価格: ¥1,500
カテゴリ: DVD
ブランド: ジェネオン・ユニバーサル
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真ん中すぎ辺りまでは面白いのだけれど・・・ ★★★☆☆
実話の映画化なのですね。
そのせいでなのか何が言いたいのかよくわからない映画です。

二人に真の友情が芽生えたようにも見えないし、救う事もできなかった・・・
いったい何を訴えたかったのでしょう。
特に最後のロバート・ダウニーJrのジェイミー・フォックスについての
希望を捨てない事の大切さを教えられた・・・なんてモノローグは本編の内容とまったく
噛み合っておらず、無力であった事に対する言い訳でしかありません。
その上路上生活者の映像を見せて、ロスには現在××人の路上生活者がいる。・・・なんて締めで言われても
そんな事を問題としたそこまでの内容じゃないじゃないですか。
結局二人が上手くいく途中までは現実もよかったけれど現実は・・・って部分に縛られてしまったのかもですね。
地味だけど良い映画 ★★★★★
この作品で描かれているテーマは重い。
路上生活者と割と社会的地位の高い者の間の友情。
「助けたいけど、彼のすべてにはなりたくない」という本音。
本人が望まない総合失調症の治療を半ば強制的に薦めようとするのは
果たして善意なのか。

重い内容ではあるがエンターテイメント性もあり、
最後は友情や人と人の繋がりに希望を見出すことができる。
ラストシーンは感動的であるにも関わらず、押しつけがましくなく
さらりと描いているところに好感が持てる。
主演2人の演技も良かった。
佳作。主役は街と、そこに生きる人々 ★★★★☆
70年代に総合失調症を発症し、ふつうの生活ができずにホームレスとなった黒人ナサニエル。30年後、路上で弦が二本のヴァイオリンを弾いている。そしてネタを探していた人気コラムニストと出会った。彼はナサニエルがジュリアード音楽院のチェロ科に在学していたことがあると知り、「名門校で才能を嘱望された」という過去を持つ黒人ホームレスをさっそくコラムの題材にした。記事はたちまち反響を呼び、読者から「ナサニエルに使ってほしい」と楽器(チェロ)が贈られた。ここでナサニエルがそのチェロを弾きこなし数十年ぶりにその天賦の才を余すことなく人々に見せつける……となっていれば、米国版フジ子ヘミングばりの感動のサクセスストーリーのできあがりだ。まちがいなくコラムニスト氏も腕によりをかけ、そういう記事を書くつもりでいたはずだ。

だが、そうはならない。当たり前だ、そんなに簡単に「天才」という言葉を使ってくれるなという音楽家たちの悲鳴が聞こえてきそうだ。そして、過度のコマーシャリズムを振りかざすことなく、街で生きているさまざまな人をできるだけ淡々と、リアルに描きだそうとしているところがこの映画のよさである。まずは一度見て、派手なしかけが何もないストーリーだということを確認してから、それでも「気になる」と思った人が繰り返し見れば、きっと細かいところまで楽しめる。北米の新聞の多くの人気コラムと同様、この映画でも主役は「街」と「路上」と「人々」だ。

音楽はその味つけ程度。とはいえ、回想シーンでナサニエル少年がチェロを抱えて、レッスンへと走っていくときにベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」の冒頭を口ずさんでいるのを見れば、音楽ファンなら笑みこぼれずにはいられないだろう。リハーサルに招かれたナサニエルが目にするのは、ロサンゼルス・フィルハーモニックを指揮するエサ=ペッカ・サロネンの姿だ(と思う)。映画の公開が2009年春だから、撮影はサロネンがロス・フィルを振った最後のシーズンだったのではないかと思われる。2009年のシーズンからサロネンにかわってグスターボ・ドゥダメルが主席となっているが、映画のあの場面で登場するのがドゥダメルだったらまたおもしろかったろうね。