春休みの始まる3月、主人公草薙誠を含めた4人の少年少女と1人の教師、そして春から入学してくることになる従姉妹の小雪だけが寮に残っていた。彼らの前に現われた転校生明日香は、作者の記されていない古ぼけた1冊の本を手渡し、「この本を芝居にしてほしい」と頼む。本を第1章の平安編から脚本にして練習していくなかで、彼らは不思議な運命へと導かれていく……。
堀江由衣の歌うオープニング曲と野川さくらが歌うイメージ曲、さらには各ヒロインたちが歌うエンディング曲も用意されているのが見逃せない。(押上大河)