インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

英吉利の薔薇 (イングリッシュ・ローズ)

価格: ¥1,835
カテゴリ: CD
ブランド: エピックレコードジャパン
Amazon.co.jpで確認
ブリティッシュブルースの名盤 ★★★★★
文句なしの名盤…ピーター・グリーンの音源では三本指に入る作品だ! これはブルース作品と言ってもアメリカの臭いはしません…同じ白人でもレイボーンやジョニー・ウィンターなんかのテキサス勢とは違うしブルームフィールドとも違う…つまりブリティッシュブルースなんです!力のあるギタープレイも良いがリズム隊も鉄壁です。 ブルースロックマニアは避けて通れない一枚です。 当時のライバル…ブルースブレイカーズやクリーム、サヴォイブラウンやチキンシャックに全然負けてない、素晴らしい出来栄えはさすがだ。
いいアルバムです。 ★★★★★
ブルース門外漢の私にも響いてくる、名盤であります。黒人の「黒い」ブルースに今一歩踏み込めないでいる私にとって、本作品の音はズシリと心に響きます。ロックテイストが強いからかもしれませんが、これが現在の私には良いのです。一曲目からラストまで捨て曲ありません。夜のお酒のBGMに最適です。ジャケットに惑わされてはいけません。必聴アルバムです。
ワクワクさせるジャケット ★★★★★
昔、1969年にニューロックという台風が押し寄せてきた時にやってきた1枚。小遣いがあんまりなかったからいつもジャケットをみては「どんな音楽なんやろう?」と思っていた。ブルースといっても当時それほど知識のなかった時期である。ブルースとは程遠いジャケットである。このフリートウッドマックは初期のジャケットはなかなか意味深なものが多く当時の力作が多かったレコードジャケットの中でも僕の頭の中に深〜く入り込んだグループである。後日、「ブラック・マジック・ウーマン」がサンタナによってヒットしてからますますこのレコードは話題に上った記憶があるけど、それほど当時は売れたように思えない。その後、僕はあんまり宣伝もされずぼそぼそっと発売されていくマックのレコードを一つずつ集めていったのだけれど、どちらかといえば有名になるまでのフリートウッドマックのほうが面白い。
寡黙の中に潜む雄弁な音楽 ★★★★☆
M.フリートウッドの変人ぶりがいかんなく発揮されたアルバムスリーブと曲目から明らかなようにMr Wonderful収録曲を核(半分は既出)にヒット曲を絡ませたコンピレーション。派手さ奇抜さでグリーン在籍時もっとも有名なアルバムかもしれない。

サンタナで有名になったBlack Magic Womanを本収録のオリジナルと聴き比べるとカバー曲は不必要に引き延ばした焦点のボケた曲になってしまっているのがわかる。「演り過ぎない」事を信条とする特にグリーンの歌とギターの美はセッティングミスで偶然得られたレスポールの鋭角な音を得た事で独創的な色彩を放っている。そしてLove That Burnsでの寡黙な中で雄弁に語られる懇願表現の老成あるいは達成感を聴くと既にブルースでやることはなくなってしまっているようにさえ思える。1stや2ndにあったバリバリのブルース色の退行があるいはその発露かもしれない。スペンサーとカーワンの「2番手」の入れ代わり、大ヒット曲Albatrossのくぐもったトリップ感などは名作Then Play Onへのオーメンと言えるもので、ブルースバンドからの変身の予感を嗅ぎ取れる作品でもある。
秋の夜長はコレ ★★★★★
時代背景とお国柄上、ブルースと言うフォーマットに乗っかっていますが、その辺バンドとは一味も二味も違いますね。殆どのメンバーが曲を書けると言う奇跡的な幸運(事実?)に恵まれている点が要因の一つとも思うんですが、この“English Rose”の中では特に(P.Greenはともかく)D.Kirwenの存在が輝いています。20代そこそこという若さにもかかわらず、アルバム中P.Greenに負けず劣らずの曲提供、本作中のマスターピースと言っても過言ではないT4は彼のペンによるもので、P.Greenのギターの音色をより美しく引き立て、非凡なる才能を覗かせています。

とかく7thスリーコードの世界と言うものは五七五の四面楚歌で、玄人以外には退屈なものになりがちなんですが、各所に箸休め的にインストナンバー(P.GreenのペンによるT12は大ヒット!)を散りばめる心憎い演出は、聴く者を飽きさせないための彼らなりの努力とセンスの良さの表れだと思います。

しかしながら、やはりP.Greenは凄いの一言で、フレーズやリック云々と言うレベルでは無く、一音一音が生命を帯びているとでも言うのでしょうか?煙草の煙と安酒の匂いのするくぐもった空気の中、必要最小限の音数で、蠢き、そして泣いています。彼こそ、ホワイトブルース界でも「ブルース=フィーリング」と言い切る事の出来る、数少ない“選ばれし者”ではないでしょうか?