購入しようか悩んでいたけど、ここのレビューで言われていた通りとても素晴らしい内容でした。どうしてもっと早く購入しなかったのか後悔したくらいです。
パーキッツの音楽はどれも曲の一々に特徴があり、このアルバムはそんな色鮮やかなバリエーションを十二分に味わえるものに仕上がっているかと思います。
パーキッツ好きな人にはもちろん、知らない人にもぜひお勧めです！

ポップンでパキを知り、今更ながら大好きになりました。
パーキッツの楽曲はハズレがありません…!
このアルバムで一番気に入ったのはベルベット ポーです。切なくて可愛くて、パーキッツ楽曲で二番目に好きな楽曲になりました(一番好きなのはHAPPY MUSICです^^)

自信を持ってオススメできる一枚です!

パーキッツのアルバムの中では個人的には最高傑作です！

多彩なバリエーションの楽曲、個性的なのにそれらを歌い分ける表現力
従来のパーキッツファンはほぼ間違いなくこのＣＤは買っているでしょうけど
もしポップンミュージックでパーキッツを知った方や視聴してみて買おうかどうか悩んでいる方・・・気になっているなら買って損はしないはず

このＣＤにはそう断言できるだけの楽曲がつまっています！

アニメやゲーム音楽を出自とするユニットのソロアルバムとのことですが、聴いてみればとてもそういった低年齢層にむけた音楽ではありませんでした。言葉ひとつの選び方、一瞬たりともスキのないアレンジ、そして自然なようで絶妙にフックを配したメロディ。和製ポップスの王道を極めようとするかのような密度の濃い曲作りにはただ圧倒されました。ひとつひとつの曲がまるで一本の映画を観るかのように心に夢を見させます。
手法的にはフィルターテクノやビートロック、80'sフュージョンやラップを含むヒップホップから６／８拍子のスゥイングジャズワルツに至るまでありとあらゆるアレンジを試みています。かなり癖のあるロリータヴォーカルにもかかわらずあの手この手で飽きさせず最初から最後まで一気に聴かせます。ここまで多彩に拡げていながら一貫した彼らならではの独自性は揺るがずしっかりとどの曲にも存在していて、その安定感には風格さえ感じます。

同日発売のavexのGIRL NEXT DOORとの同時購入でしたが、奇しくも目先の消費しか頭にないメジャーと、伝えたい音楽を辛辣なまでに追求する姿勢のインディーズとの両極をみた思いがしました。
本作のような、気持ちも技術もセンスもこれでもかと注ぎ込んだ秀作がメインストリーム（メジャー流通）に乗ることができない日本の音楽業界の姿勢を嘆く一方で、こんなにも誠意あふれる作り方をしているミュージシャンがまだ存在していたんだ、という喜びすら感じました。買ってよかったと心から思える一枚です。

本作品はKONAMIレーベルで打ち込みが主体な作品ですが、作曲・編曲の片岡嗣実さんのコダワリや才能を垣間見ることのできる作品です。

基本、応援歌が多く見受けられますが、歌手のふじのマナミさんの歌唱力や歌詞によって曲がドラマチックに動いています。歌ものが好きな方にもお勧めできる本作品です。


特筆するは「空耳とハリネズミ」

これ本当に片岡嗣実さんだけで編曲したの?!すごいセンスと言うかここまで練り上げた感性に感服してしまいました。

音楽を楽しんでる方も勉強してる方も栄養になるアルバムだと思います。レビューを書くのは初めてですが参考になればと願います。