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あぶさん (6) (ビッグコミックス)

価格: ¥509
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
1975年からパ・リーグで指名打者制がスタート ★★★★★
1966年に少年マガジンに連載された『巨人の星』から遅れる
こと7年、1973年遂にビックコミックオリジナルからパ・リーグに
スポットを当てた野球漫画が誕生した。当時のプロ野球は巨人の
V9時代でセ・リーグにばかりが人気であった。そんな中、
個性的な打者や投手が集まっているパ・リーグで、南海ホークスの代打,
景浦安武(あぶさん)の一振りによる逆転劇に誰しも酔いしれたものだ。
あれだけの大打者なのに何故代打なの?そんな素朴な質問をぶつけたく
なることもあったが、選手の交代を告げるアナウンスから代打
“景浦”とコールされ、試合の流れを変える(決める)ところは
プロ野球の醍醐味に見えてきた。長嶋、王らのスーパースターが
登場しなくても十分に面白い漫画であったのはあぶさんの人柄の
おかげかもしれない。

あぶさんは『ゴルゴ13』と並んで大人向けの漫画ということで
アニメ化になっていない。あれだけの酒豪では子供たちには教育上
よくないが、人間性という意味では学ぶところも多くある。
現在では中年の星として、親父たちの強力なアイドルとしても
永遠に現役でいてほしいと願っている人も多くいる。いつ引退するのかは
あぶさんにしかわからないが、いまではセ・リーグよりも
パ・リーグの方が盛り上がっていることもあり、筆を置くようなことは
まだまだ先になるでしょう。

本来、光が当たらない部分を照らす作品だったはずだが・・・ ★★★★☆
この作品は、本来、「人気のセ・実力のパ」と言われ、スポットライトを浴びることが少なかった時代のパ・リーグの球団に・・・、つまり、スポットライトが当たらない部分を照らすことを前提して書かれ始めた作品ではなかったか。
その代表作が、この6巻の巻末にある、バッティングピッチャーの話であろう。
彼は、「運が悪い」からと改名を勧められても、一切、これに応じることなく現役を終えた男が、バッティングピッチャーとして、毎日、200〜300球を投げ、試合中はスコアラー、夜は自宅でデータ分析、そして、寸暇を惜しんで走る。
「俺は投手だから」という理由で・・・。

それが今や、現実味がまったくない、連載のための連載・・・になっていることには不満であり、私は、あぶさんは南海ホークスの終焉と共に終わっていると思えてならない。
昭和50年のシーズン ★★★★★
ドカベン・シリーズとならぶ、水島漫画の代表作。
昭和50年のシーズン。
とくに、第9章 ネット裏のエース はおすすめ。