15-17は1946年のラジオ番組の企画ものでアルトが3人揃っている。司会者がまずベニーカーターを紹介し、ベニーが「今年度ダウンビートのアルトサックスのポールウィナー」とパーカーを紹介し、パーカーがウィリースミスを紹介する。15Tea For Towはウィリースミス、16Body And Soulはベニーカーター、そして17Cherokeeはパーカーがソロを取り、最後に3人で終わるという構成。ミディアムテンポの二人に対してパーカーはチェロキーのメロディーを崩しながらソロへ流れ込む。ちなみにバックはナットキングコールトリオ+バディリッチ（ds)。珍しい顔ぶれによる貴重な記録だと思われる。他にも好プレイがあちこちに。18は音質は悪いが演奏の冴えは素晴らしい。