例えば自分より人のために動いてしまい、疲れを感じて休みたいと思っても休むことが怠けるようで、まわりに迷惑をかけそうで、できない。そんな「無理」をして自分の感情が鈍磨し、泣けなくなっている（かもしれない）方にお勧めします。
今までまわりの目を気にして、弱音を吐かないで来たわたしですが、自分に疲れがあること認め、もう無理しなくていいよと自分を許し、自分をいたわり、まわりを気にし過ぎる恐れは燃やし、純粋な思いや気持ちを取り戻して、改めて一歩踏み出すことを自分に許可する…そんな気持ちにさせてくれるCDでした。２度再生した後、涙が滲んで来ました。
メインはやはりCDで、本の内容はCDを聴く際の参考書として読みました。
自分をもっと大事にしていいんだと肯定するよいきっかけになると思います。

数ヶ月前から気にはなっていたこちらの本。ようやく必要とするタイミングきたのか?ふと購入。表紙カバーのシンプルさや小久保さんの清らかな音楽とそれに合わせた美しい写真も気にいりました。先日までの私は1ヶ月程、人生のドン底という程に落ち込んだ気持ちで毎日を過ごしてきました。ここ数日ようやく元気になり、もう涙なんか出そうもないなと思いながら音楽が綺麗そうだからという好奇心からCDを聞きはじめたものの、途端に涙がウルウルと…本当に驚きました!今までの落ち込みからの涙とは違う感じがしました。観月さんの言葉に誘導されて想像した懐かしい風景に馳せた気持ちと、ある時点の音の旋律がかみ合った瞬間にこみあげてきました。その後は…思いはあれど涙が全くでない箇所もあったり、また気持ちが委ねら涙する箇所があったり…全体的には八割が心地よく、満足出来ました。心の垢が落ちたと言うより殻がぼろぼろと剥がれたような感じで、いつの頃からか忘れていた無垢な気持ちを思いだしました。もうそんな気持ちは大人になった今は味わうことはないかも、と思っていたにもかかわらず。とても気持ち良かった〜。合う方も合わない方といらっしゃると思いますが心が欲するタイミングが合えば楽しめる一冊かも!?

私は映画やアニメ、漫画、小説を見ていてすぐに泣いてしまうタイプですし、日々のちょっとした変化ですぐにポロポロ泣いてしまうようなタイプですので、この本を読めば絶対に泣けると思っていました。
ですが泣けませんでした。ＣＤはいいのですが、本がとても私向きではありません。
むしろ軽く憤りすら覚えました。
私の信条として「人の不幸を見て自分の幸福の再確認をするな」「誰だって辛い思いをしている、誰もが比べようのないほど辛い思いをして、心を削って生きているんだ」と、自分に何度も言い聞かせてきました。この本は悉く私の信条を無視していると思わざるを得ません。そうであれば当然泣くことも出来ません。
ここまで不幸な出来事をいくつも出されては、泣くどころかいたたまれない気分になってしまいます。
涙を流させるとはいえ、人の死や絶大な悲しみを天秤に掛けて自分の心を浄化するなんて、何か違うと思うのです。

ただＣＤの方はいいです。よく眠れるようになりました。

周囲が「泣ける！」と高く評価しているのに、ものすごく涙もろい私がここまで泣けないというのは、やはり向き不向きが出ているのかな、と思います。

ごめんなさい!全然泣けず…レビューの高評価に誘われ、正直衝動買いしてしまいました。動機が不純過ぎました…むしろ、すみません。 必要な人にこそ出会うべきして出会う本なので、私みたいに衝動買いといういい加減な買い方をなさる方には、普通の本とCDにしかならないと思います。 逆に捉えると、むしろ有難い気付きを得たと思ってます。 いつもの衝動買いの癖にストップかけられた感じがします(笑)

なので、作品自体は良いとは思ったので☆5です。

本のタイトルに惹かれ買いました。CDを毎日聴いていましたが涙は出ませんでした。
本の内容は良かったですが、涙を流したくて買ったので期待はずれでした。
友達にも貸しましたが涙が出たと言う報告はありません。