青春期にキンキが物凄く流行っていましたが、聴くことはありませんでした。
「男がジャニーズ？（苦笑）」という、よくわからないポリシーのせいです。
歳を取り、純粋に『音楽作品』として、名曲を追い求めるようになりました。
やはり、すぐ頭に浮かぶのは、自分の青春時代に流行っていた曲でした。
そこで「キンキを聴いてみよう！」と、このＣＤを聴いてみると……。

今聴いても、全く古さを感じない普遍性。
そして、一度耳にしただけで、体にフィットしてくるような心地良さ。
“なるほど、売れるわけだ”と妙に納得してしまいました。

聴いていて、意識せずとも体に入り込んで来るような音楽、最近はありませんよね？
少なくとも、私にはありません。
30歳近くの人々、「キンキの曲はＴＶで散々聴いたわ！」という方も（笑）、
ぜひＣＤで、もう一度聴いてみてください。昔わからなかった、彼らの良さに
気付くかも知れませんよ。

一押しは6.『愛のかたまり』です。彼らの生み出した楽曲ですが、正直びっくりしました。
なんというか、“非の打ちどころがない”とでも形容するべき、完璧な曲だと思います。
曲の世界に引きずり込んでくれます。自称音楽ファンですが、ここまでのクオリティだと、
楽曲に出会えたことに幸せすら感じますね（笑）。

老若男女問わず、飽きずに楽しめるＣＤだと思います。
というわけで、☆５つ！

前作のシングルセレクション以降のシングルA面曲が全部入っていて、ボリューム満点です。
B面曲ながらファンに愛されている「愛のかたまり」も入っています。
なお、楽曲はすべてシングルバージョンです。

作詞家、作曲家、編曲家、歌手、それぞれのプロの仕事を聴かせてもらった、という充実感があります。肩書きは「シンガーソングライター」を名乗りながら、人の真似事をくり返し、どっかで聴いたような歌詞や似たような曲を量産する「アーティスト」が増えた現在、これだけのプロ達が作った曲を聴けるのは貴重です（ドリカムの曲は別ですが）。それを生業としている作詞家の詞は、やっぱりすごい。堂本剛の歌唱力は、曲に説得力を持たせる力がある、と思います。『カナシミブルー』を何回もリピートして聴いてます（編曲の「CHOKKAKU」さんって誰なんでしょう？素晴らしすぎる編曲！）。「情熱」「僕の背中には羽根がある」も好きです。

愛情あふれるいい曲ばかりでした。
元気な曲、まじめな曲、ちょっと情熱的な曲、切ない曲・・・。
どれも気持ちのいいメロディーで、車の運転時に聴くのにちょうどいいです。
一番好きな曲は、やっぱり「薄荷キャンディー」ですが、「いつもお互いが・・・」という曲もよかったです。
これからも、いい曲をいっぱい出してほしいです。

キンキのアルバムでコレが一番好きですね☆好きな曲ばかり入ってて!カナシミブルーなんか特に好きです♪♪
2人とも歌上手いし、かっこいいし!!

キンキファンは即買い決定です。