衝動的に自殺予告をし、あまりの強靭さに生き延びてしまったりして 人間という儚げな命を持つ存在に対しふと物思うのでした。
”人間に戻りたい” その思いを聞きつけたかのように自らを「肉体泥棒」と名乗る男が彼に近寄るのでした・・・。
ひとたび願いが叶い「人間のカラダ」を手に入れるもつかの間・・・
独りよがりなSEXをしてしまったり
排泄に相当な嫌悪感を感じ
「ヒトのカラダ」
あまりの不便さに後悔しまくってしまいます。笑
が 時すでに遅し・・・・
このあと始まる冒険活劇・アドベンチャーとも言えるこの作品はアン・ライス作品中珍しく舞台が現代のみというもので、マニア方面からは一部「物足りなさ」の声もあるようですが、個人的にはレスタト様の 人となり が垣間見え愛着も覚えた一冊でもあります。
是非ご賞味あれ!!!
人間と肉体を交換する、なんて突拍子もない想いに当惑しながらも、
ディビットやルイは勿論、猛反対。
だけど金髪王子は一度言い出したら聞く耳持たず。
考え無しな行動の後、痛~いしっぺ返しをくらう事に。
泣きついてもすでに遅し。
手を差し伸べてくれなかったルイ(愛の鞭だと思うけど)に怒り、絶望し、
己の浅はかさを思い知るのでした・・・
とまぁ、それで1歩成長、とゆうか慎重になるのが普通ですけど。
やはりこの人は一筋縄ではいきません。
・・・あとは読んで下さい。
可笑しかったのが、人間の姿に閉じこめられたレスタトが
何度も何度もディビットに言い寄る場面。
思わず、「そんな事考えてる場合なのかお前!!」て
つっこみたくなりました。
シリーズの中では割とコミカルな感じになってます。
アン・ライスは本当に素晴らしい作家だと思います。
読む価値は十二分にあります。
読み終わった後レスタトに迎えに来てほしいと私は心から思いました。
衝動的に自殺予告をし、あまりの強靭さに生き延びてしまったりして 人間という儚げな命を持つ存在に対しふと物思うのでした。
”人間に戻りたい” その思いを聞きつけたかのように自らを「肉体泥棒」と名乗る男が彼に近寄るのでした・・・。
このあと始まる冒険活劇・アドベンチャーとも言えるこの作品はアン・ライス作品中珍しく舞台が現代のみというもので、マニア方面からは一部「物足りなさ」の声もあるようですが、個人的にはレスタト様の 人となり が垣間見え愛着も覚えた一冊でもあります。
是非ご賞味あれ!!!