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北極の日本晴れ―氷を歩いて2千キロ

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 光文社
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受難の末に ★★★★☆
ようやく達成した北極圏。
過去3度の失敗と凍傷による手足の指切断という受難にも諦めず、やり遂げる冒険家としての精神に感服しました。
冒険家としては単に危険を犯して好き放題するのではなく、このように過去の経験から常に学び取っていく姿勢が大事であることを感じさせる。
大場満朗の文章は決して上手とは言えないのかもしれないが、飾り気のない実直な表現は読み手を安心させ、素直に楽しめると思います。
冒険家、ではない著者がいる ★★★☆☆
大場満郎が南極大陸横断中、ラジオの電話インタビューに答えていた。当時、このような通信機器の進歩には魂消(たまげ)たし、リアルな音声にホントに南極なのか、といった失礼な感想までわいた。それまで大場がどのような方なのかまったく知らなかったので遅まきながら北極単独徒歩横断の模様が記されているこの本を読んだ。農業から冒険家へと転職したいきさつが書かれており人となりが何とか理解できた。北極横断挑戦二回目に凍傷のため足の指と手の指の一部を失い、四回目に成功するのだが救援電波を発信しても助けが来ない心理的葛藤を描いたくだりは壮絶である。冒険と関係ないエピローグの記述に目頭が熱くなった。南極横断冒険記を早く読みたい。