インドカレー屋に行くと大抵流れている、あの独特の世界観を持った曲を
集めた１枚です。妙に明るい、思わず体を上下に動かしたくなる様な楽しい
歌もありますし、もはや定番の（？）やたら高い声の女性ヴォーカルなども
収録されており、結構ツボは抑えてあります。
実際にインドカレー屋に行かれた方なら分かると思いますが、催眠なのか、
こういった類いの曲を聴くと無性にカレーが食べたくなります（笑）。僕は
マクドナルドへ行くがてら、このCDをかけていたら段々カレーが食べたくなり、
誘惑に負けてカレー屋に行ったことがあります。皆さんもご注意を。

実を言うと私はべたべたで且つ伝統的なインド音楽に飽きている方です。
実を言うとツイ・ジェンやディック・リー、あるいはk-popのような音楽の方が
アジア音楽では好きなので、それに近い雰囲気のこのアルバムは
好みです。

もし、このCDをカレーに例えるなら

ファミレスで食べる
日本人向けインド風カレー
ってところでしょうか

日本の「おふくろの味カレー」しか知らない人は
ファミレスのインド風カレーに

何てスパイシーでエキゾチック

と感激し、例え本国では食べないビーフやポークが入っていたとしても
これが本場のカレーなんだ！
と思うかもしれません


でもインド帰りの日本人もしくはインド人が食べたら
インド風でそれっぽいけど、インドのカレーとは違う
スパイスが物足りない
それに豚や牛なんてありえない！チキンとマトンだ


ということで、
このCDに伝統的なインド音楽を期待すると外れます

でも万人に現地のインドカレーが口に合う訳ではなく
ファミレスのインド風カレーの方が
食べやすいし美味しいという人もいると思います

個人的にはこれぐらい軽いノリのダンス風な方が聞きやすいです
瞑想したりするには不向きですが

ＢＧＭとタイトルしてあったので、ノスタルジックなインスト集を期待して購入しましたが、Ｃ級映画（踊るマハラジャ？）って感じで、がっかり。本格的なインド音楽の傑作集誰か知りませんか？

試聴した時に聴いた、"Rang rang"が気に入り購入。ジャケットもタイトルも狙い過ぎ！って感じで、いまいちなのだが、（中学生や高校生の時はこうゆうの好きだった。）中身は結構良い。家に帰ってからMacのiTunesに取り込んだ時は、『やっぱ、買って失敗したかも・・・』って一瞬、後悔したんだけど、改めて聴き直したらやっぱ、良い。なんか、聴いていくうちに、アメリカのR＆Bを聴いている様な錯覚が起きる。（なるほど、Bollywood音楽！！）それと、女性ウ゛ォ－カルの声が別世界に連れて行ってくれるので、気持ち良くなる。結構、聴いていくうちにどっぷりはまりそうです。