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疾走 スペシャル・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]

価格: ¥6,615
カテゴリ: DVD
ブランド: 角川ヘラルド映画
Amazon.co.jpで確認
   西日本のある町で生まれたシュウジは、ごく普通の家庭で幸せに暮らしていたが、兄の精神が壊れ、犯罪に手を染めてしまったことがきっかけで、家族が崩壊。両親にも捨てられた彼は、引っ越してしまった同級生の女の子に会うために上京。しかし、そこでも悲しい現実が待っていた。
   重松清の同名小説を『弾丸ランナー』などのSABU監督が映画化。不幸な現実と必死に闘いながら、一緒に生きる人を求めてさまよう少年の姿が痛々しい、苦い人間ドラマ。いつものSABU監督作のような軽やかさはなく、ユーモアは封印。しかし、登場人物たちが苦しみながらも、必死に生きようと前進していく姿には、希望の光も垣間見られる。主演は映画初主演、アイドルグループNEWSの手越祐也。彼が恋する同級生に『誰も知らない』の韓英恵。ふたりを見守る神父に豊川悦司。ほか中谷美紀、大杉漣、寺島進などの豪華な助演陣がフレッシュな主演俳優を支え、脇をガッチリとしめている。見応えある力作だ。(斎藤 香)
「目」の演技 ★★★★☆
最初ジャニーズの子だとは知らずに見たのですが(知ったのはたまたま数日後)、確かに皆さんが仰るように、何じゃこの棒読みの演技!?と思いました

ですが、韓英恵さんと二人で登場するシーンが増えるにつれ、もしかしてこれは演出なのではないか?と感じるようになりました
私はこの二人の棒読みの演技にそこはかとない恐怖というか、不安感というか、そういうものを覚えました
棒読みでなかったらこんな気持ちにはならなかったはずです
「ジャニーズ?棒読み?はい演技ヘタクソ〜」と安易に決めつけるのも結構ですが、みんなもっと突き詰めて映画を見ようよ…とこちらのレビューを見て思いました

まあ演出かどうか真意のほどは置いておくとして、主人公の「穴ぼこの目」の再現は半端じゃないなと思いましたよ
ある意味黙ってカメラを見つめているだけで十分成立するような、そんな雰囲気を感じました
良い意味で「死んだ魚の目」のようだと思いました

原作はもちろん既に読んでいましたが、私はもっと酷い内容を想像していたのでそんなに悪いとは思いませんでしたね
まああくまでそのレベルではありますけど

確かに端折りすぎというか謎だらけだと思いますし、本当は星3つにしようかと思ったのですが、エンディングテーマであるS.E.N.Sの「Rain」が素晴らしかったので私的には帳消しです
完全に映画の一部分だと思いました
絶望。 ★★★★☆
描かれていたのは絶望。
圧倒的な外部要因による崩壊。
人は弱い。
ヒリヒリ ★★★★☆
原作を読んでいない状態で、深夜に放送されているのを偶然見て、心にズッシリときたのでこちらに感想を書きにきました。

原作に思い入れのある方からすると、やはり納得のいかない部分はたくさんあるのだろうなと思いますが、フラットに映画という映像作品として見た者の感想は「へこむくらい重かったけど、良いものを見た」です。

孤独感、言葉では説明できない叫び、ヒリヒリするほどの心の痛みが映像そのものから伝わってきました。

シュウジ役とエリ役の俳優の演技に慣れていない感じが、演技が上手い人が演じるよりも生々しさを倍増させていて良かったと思います。控えた演技がとてもリアルでした。

そして脇役の俳優の方々は文句なしに最高でした。

シュウジとエリの孤独さは、似ているようで正反対だけれど、二人が東京で会う場面が、誰もが孤独を抱えているけれど誰かと繋がって生きていたいと思っていることを象徴している気がして、何だかやけに切なかったです。

ただタイトルの『疾走』する意味をあまり感じられませんでした。この映画で感じたのは、疾走=刹那的に生きたという主人公の印象。
見て良かったです ★★★★☆
出演者の演技・原作を生かせてないなどの厳しい意見があるようですね。
確かに暗く、重いし、救いがないような印象を受けましたが、何か最後に光が見えたような
気持ちになったのが不思議です。
私は原作を読んでいませんから原作がどう生かせてないかはわかりませんが、率直に
「いい作品を見た」と思いました。
若い出演者についてはきっと上手くはないのでしょうが、たどたどしさが思春期の上手く言葉に表せないような
心情を出せていたと思うので、手越・韓の抜擢は良かったのではないでしょうか。
ふっと映画「誰も知らない」が脳裏に浮かびましたが、私にはこの作品にラスト絶望だけでないものが見え、
映像から駆け抜ける風を感じました。
残念過ぎます… ★★☆☆☆
原作ものは映像化するのが非常に難しいものですが、重松作品、特にこの作品は絶対に無理だと思っていたので、その割りにはまだ頑張っていたかと思います(もちろん、あくまでも自分の予想よりは良かったという意味ですが)。ロケ地は案外原作のイメージに近かったし、相当にカットはされていますが、原作を読んでいる者としては何とか大枠の筋は理解できる範囲ですし。そもそも新田を殺すホテルのシーンを忠実に映像化するなんてことは、絶対に有り得ないですからね。 何より決定的にこの映画の評価を貶めているのが主演の二人でしょう。主役にジャニーズのアイドルを持って来た時点で色々と制約もあるだろうから、いい作品は出来ないとは思っていましたが、実際に演技を見てみると開いた口がふさがらないレベル…。 さらにエリ役の女優はルックスは全然アカンわ、それでも演技力があれば全然許せるのだが、全くのセリフ棒読み状態で表現力も乏しく、はっきり言って何の魅力もない女優! 原作のエリのイメージを持っている者としては正直怒りすら覚えるほど…、何でこんなキャスティングなのか本当に理解に苦しみます。中谷美紀、加瀬亮、寺島進ら脇を固めてる俳優が好演しているだけに、大人の事情も色々とあったのでしょうが何とも残念です。