家えらび=ひととなり
★★★★★
千里さんの家選びのこだわりポイントや、
デビュー当時の思い出、
彼の建てた自宅や、実家の思い出、
不動産フェチでも、そうでなくても、
千里ファンでも、そうでなくても、
とてもじっくり楽しめる本でした。
まるで小説のよう
★★★★★
そろそろ家が欲しいなと思っていろいろな本を手に取っていたところ、大江さんの本に出会った。
大江さんのことは名前ぐらいしか知らない。
この本を読んで不動産大好き人間なんだと知る。
大江さんの文章は柔らかい。
波乱万丈な暮らしもまるで小説のようで楽しく読ませてくれる。
そして大江さんは自身で選んだ家それぞれに深い愛着を持っている。
まるで私も大江さんの家に住んでいるような錯覚に陥る。
これまでほどに家にこだわりを持つ大江さんは誤解を怖れずに言えば変態だと思う。
でもそんな大江さんがうらやましい。
家に住む玄人
★★★★★
面白くて一気に読んでしまいました。
著者はこれまでたくさんの、様々な家に住んできました。そしてそれぞれの住まいを存分に楽しんできた。それぞれの家に対する著者の思い入れが伝わってきます。
世間には「いい家の選び方」「こんな家はダメ」という本がたくさんあって、住まいに序列や点数をつけるのが好きな人がたくさんいます。
でもこの著者は、たとえば鉄筋コンクリートのマンションと、木造の日本家屋、どちらがより優れているとか、どちらが良いとか悪いとか、安直に断定したりはしません。不都合な点があるから全部ダメというのではなく、工夫によって乗り越えたり、逆に面白がってみたり。愛情深く住みこなしている様子が窺えます。
建築家を「家を作る玄人」としたら、この著者は「家に住む玄人」ですね。
また、文章が滅法うまいですね。表現力も素晴らしい。この本を読んで初めて著者がミュージシャンであることを知ったのですが、この人の書く歌を聴いてみたくなりました。
ファンでもファンでなくても。
★★★★★
大江さんのファンであったので手にしたと言う経緯ですが
正直なところ大江さんのファンでなくてもとても心に
染み入る本でした。クスッとしたり、少し微笑んだり、
少し考えたり、思いにふけってみたり、、、。
いろいろ思うこと、感じることができる本でした。
大江さんのファンでなくても枕元に置ける本ですよ。
寝る前のひとときをあたたかくしてくれること間違いなしです。
さすが!
★★★★★
千里ファン以外の人が読んでも、とても楽しめると思います。
面白い話と 空気感のある文章。
さすが、言葉を操る人が書くエッセイです。
生活を楽しんでいるのが伝わってくる内容です。
本人は必死でしょうが、面白いハプニングが降りかかる人っていますよね。
つい、笑ってしまうエピソードも満載です。