非常にわかりやすいです。
★★★★☆
ロジスティクスの初学者です。評価の高さに魅かれ購入しました。
在庫管理程度は多少はかじったのですが、そもそもロジスティクスって何?
という程度の者です。
本書は、全くの門外漢には少々難しいかもしれませんが、
難しい事は書いてなく、またイメージが湧きやすいような記述になっています。
また、1〜3ページほどで一項目を扱っていて、簡単にまとまっています。
※なので、深い話はほとんどありません。
内容は、
前半は現状の物流の批判と問題点の列挙(特に営業が主導で在庫をにぎっている事を批判)
→ロジスティクスの必要性
後半は、在庫管理からロジスティクス、SCMの必要性へと説明が続きます。
後半部分で、かなり強く著者の主張が現れるところがあり、”?”となってしまうかもしれませんが、
入門書として、概念を知るには分かりやすいと思います。
まさに「基本」について書いている本
★★★☆☆
他の方のレビューを拝見して購入しました。
物流一筋ではないですが、携わることも多い職種でしたので
当たり前の事について(基本として)かかれている本でした。
まさに題名通りです。
文章は平易だが内容は充実。物流・ロジに関わる人は読んで損はない
★★★★★
物流管理、ロジスティクス、SCMとは何かを丁寧に解説していき同時にそれらの違いを明確にしてく。
また企業の中でそれぞれがどういう位置づけであり、その部門が何をなす事が企業にとってメリットをもたらすのか、また行う事にどういう意味があるのかなど非常に分かりやすく記載されていている。
今まで曖昧であった物流管理、ロジスティクス、SCMの定義が、読み終えた時には実業務とリンクした具体性を持った明確な定義として自分の中に自然と落とし込まれているという名著。
また、ちまたには「理屈や定義はそうだけど現実そんな企業は見たことない」というような著者の空想的な解説に終始している本も少なからずあるが、本書は現実の企業内で発生している問題や、その中で行える事、行う事が難しい事が実によく理解されていて、その上にたって定義付け・解説・解決案の提示が行われている。
そのため、「そうそう、そんなんだよね!解ってるね!」と思わず著者に同感し、本書への信頼が増し、記載内容に素直に納得でき、自分の会社でもやってみるかと意欲もわく。
物流関連業務に関わる人で、
「次なる何かを行いたいが何を行うべきかがよく解らない」、「自分達の部署の会社の中での位置付けはどうあるべきか?」と悩んでいる人は、まずはこの本を読んでみるべし。
物流→ロジスティクス→SCM
★★★★★
現在、顧客の物流再構築のための取り組みを行っているので参考になると思い購入したが、
今までのロジスティクス関連の本からは習得しがたかった物流・ロジスティクス・SCMの
関係と違いがとてもわかりやすかった。
今までも著者の本は読んだことがあったのだが、今回の内容は非常にわかりやすかったように
思う。
物流業界で新人〜中堅〜経営の方には、理解しているいないに関わらず、一度目を通して、
ロジスティクスの意味を再確認する価値はあると思う。自らの仕事が社会的に意義が大きいこと
も再確認できるだろう。また、営業・調達・システムなど物流以外の部門の方も大いに役立つ。
ロジスティクスという言葉が社会全体にもっと浸透することを期待したい。
ロジ入門に最適!
★★★★☆
本書を読むまで 「ロジスティクス」=「物流」 とわかったつもりでいましたが、
「ロジスティクス」>「物流」:物資の調達・保管・補給を意味し、そのしくみの出来が企業経営を左右する
ということを気づかせてくれた1冊でした。
また、全体的にロジ業務について、「As Is」と「To Be」がわかり易く記述されていたので、とても読みやすく、すんなり頭に入って来ました。
こんな方にお勧め>
・流通業、商社への就職を希望する学生
・流通業、商社にはじめてお邪魔する若手コンサルタント