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Disco

価格: ¥1,078
カテゴリ: CD
ブランド: Capitol
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音が単調… ★★★☆☆
ペット・ショップ・ボーイズのデビューアルバムに次いでリリースされた編集盤です。
ヒットシングル4曲にB面人気曲2曲をリミックスして長〜く編集した企画物。
当時は、画期的な作品だったのかも知れませんが、今聴くと、何とも単調なサウンドです。
途中だれて飽きてきます。
同じ様なコンセプト盤でしたら、Introspectiveの方が断然素晴らしいのでおすすめします。
しかし、 In the NightとPaninaroは名曲ですね。
シングルテイクの方がスッキリとカッコイイので、B面コレクションAlternativeで聴きましょう!!
いいリミキサーと組むことで、カッコよくて踊れる音に仕上げる。今では当たり前だけど、当 ★★★★☆
まずはこのアルバムの1曲目と、B面ベストである『Alternative』の1曲目を聴き較べてみて欲しい。そしたら、「リミックスとは何か」「何のためのリミックスなのか」ということがはっきりと分かるだろう。
全く同じ曲なのに一方はカッコ悪くて踊れない。しかし、リミックスした方はカッコいいし、踊れる。そこにこそ、リミックスという行為の本質があるし、クラブ・カルチャー=リミックスなのだという主張がここにはある。そしてそれはペット・ショップ・ボーイズの本質でもある。

PSBの最高傑作は?ときかれたら、多くのファンが2ndの『Actually』を推すと思う(私も然り)。しかし、80年代を象徴するアルバムとしてこのアルバムの存在は無視できない。まだリミックスという手法やクラブ・カルチャーが現在のようにポピュラーではなかった時代に、このアルバムは普段はトップ10を聴いているような人にもそういった音楽の楽しみ方を分かりやすく紹介した。現在のメインストリーム・ポップが大きくクラブカルチャーの影響を受けている状況を考えると、このアルバムは一種の予言でさえあったのだという気がする。

また、PSBの「ウエスト・エンド・ガールズ」と「オポチュニティーズ」はそれぞれボビーOおよびアート・オブ・ノイズのメンバーによるプロデュースでリリースされるが泣かず飛ばずで、後にスティーブン・ヘイグによって手直しされて初めて世界的なヒット曲に生まれ変わった。つまり、彼らはそのキャリアのごく初期において「楽曲のヒット性や表面的なカッコよさを決定するのはプロダクションであり、楽器の音色、音響的な処理のセンスこそが重要だ」というテーゼを学んだ訳である。そしてそのことこそがニュー・オーダーやデペッシュ・モードといった通好みのバンドと違い、PSBの楽曲がマスレベルで普及・浸透していった理由の一つだと思えるのである。

その後のキャリアにおいても、その時々で勢いのあるクリエイターを起用して自分達の音楽に磨きをかけてきた彼らの、言わば成功の秘訣を種明かししたようなアルバム。最近ではちょっと方向性を見失いつつある彼らだが、もう一度このアルバムを聴き直して復活のヒントにしてもらいたい。