収録曲の中では、BWV1052が圧倒的な名演だ。BWV1057も意欲にあふれた演奏だが、ややリコーダーの音が弱いのが難点。BWV1059はコープマン編曲の「オルガン協奏曲」で、第2楽章はカンタータ第35番のアリア「神はすべてのことを良くなされた」を使用している。
その他の曲も魅力たっぷりの演奏。チェンバロの音の美しさも際立っている。これを聴けば元気が出てくる。まさに「聴くユンケル」である!