薬物によって感覚知覚を故意に変化させ、肉体から漏れた精神に世界を認識させる。その結果、精神体となった服用者の目には、世界がどう見えたかを物語のように綴っている。もちろん、作者自身が服用者である。
哲学書としては、読んでいてもおもしろいという異例のものなので、おすすめです。