やはり、このシリーズはスゴイ。
★★★★★
まだ、僕にとっても記憶に新しい事件を、いつものように、毒のある漫才でバッサバッサと切り込んでゆく、かなり、痛快な一冊。
個人的に「ライフ・スペース」のネタは、爆笑した。
1,2,3とかなりの完成度。どれもお勧めできるが、やはり、今作も笑いと背中合わせの残酷さが、見え隠れする、非常に複雑な本でもある。
笑えるけど笑えない
★★★★☆
90年代末から2001年までの主要なニュースをネタに、爆笑問題の太田光が絶妙なコントを執筆した作品。
まえがきで太田氏が書いているように、アメリカの同時多発テロなど「笑えない」事件が多くなってきている。太田氏のボケがなんだか空回りしてしまうのだ。太田氏も書いててきつかったろうな、と思う。
そして何より、当時ショックを受けた事件でも今となっては「そんなこともあったな」というくらいの印象になってしまった自分に気づかされる。事件そのものよりも、記憶が薄れてきたことが何よりも「笑えない」現実だ。
とうとう出ました……
★★★★★
爆笑問題の代表作の第3弾、『爆笑問題の日本原論3 世界激動編』つ、ついに出ました。
文庫好きな僕としては嬉しい限りです。
内容も盛り沢山。不二家問題で騒がれる今から7年位前に起きた、「雪印食中毒」。Qちゃんの「シドニーオリンピック」。
「てるくはのる」って?「ライフスペース」?
あやふやになり続ける、イラク戦争の発端となった「米同時多発テロ」。などなど…。
1999年9月から2001年12月まで、20世紀から21世紀へ。まさに、世界は大きく変わった!(田中サンも変わった…!?)
あの時代を知れる、参考書です。