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ささめきこと 4 (MFコミックス アライブシリーズ)

価格: ¥500
カテゴリ: コミック
ブランド: メディアファクトリー
Amazon.co.jpで確認
表紙の背で中身が占えてしまいました。 ★★★★☆
背を向けてみてください。暗雲立ちこめてます。

3巻ラストの衝撃的な引きからどうなるかと期待していたら、まったく進展なしなのに驚き。

ギャグ中心で綴ったサブキャラの新しい側面と純夏と汐が初めて出逢った回想録になり、初見では戸惑いました。

回想録の存在は知っていましたが、ラストにちょろっと入るお約束パターンだと思っていると、面食らいます(特に回想録1は記載箇所が気づきにくく、3巻の続きに見えかねません)。

ここまでずっと読んできて高評価をつけてきたのであとは「次に期待」としか言えませんが、巻末でも構わないのでやはり3巻ラストへの多少のフォローは欲しかったところです。
祝、アニメ化。 ★★★★★
「目指せ2巻!」から、まさかのアニメ化。
アニメ化するには原作のボリュームが少ないので
いささか不安は感じるが、1巻から応援していた読者としては
楽しみに待ちたいところ。

衝撃の引きで終わった3巻から、
大きな進展ではないが微妙な心の変化が描かれているが、
やはりその些細な心の動きの表現が秀逸。

今作では、風間の小さな葛藤を描いた後、
今までストーリー上では語られなかった
純夏側の馴れ初めを描いた過去話が後半を占める。
作者も自虐的に「ヒマネタかよ!」とツッコんでいるが、
風間の心が揺れ動くこのタイミングなら、非常に絶妙だろう。
早すぎず遅すぎず。二人の想いがクロスオーバーして
物語が一層深みを増す結果となった。

さて、ここにきてこの作品の世界観が固まりつつある。
逆を言えば、次に打つ手は非常に難しいだろう。
今回も巻末に09年秋発売予定(本当)と書いてしまったので
期待して待ちたいと思う。
読者までやきもき ★★★★☆
前巻がものすごくよかったので,正直「えーっ。」な感じの過去編ですが,村雨の”気づき”から,最後の汐の”おてて”の対比は,あふれるのを押さえつけるような思いが見えてよかったかなと思います。次巻のささめきが楽しみです。
ささめいてる ★★★★★
3巻ラストで衝撃の展開を迎えるかに思われずいぶんと待たされた気がする待ちに待った4巻です。過去話がでてきたり少し肩透かしを食らうような印象を受けましたが、実はここが重要なところで、二人がどうしてもお互いに好きと言えない背景が語られています。
風間ちゃんとすみちゃんの知られるまいと抑えつけるような恋心はまさに百合といった感じでたまりません。大好きなのにそうと伝えられない、手も握れなかったりする、そんな描写にやられてしまいます。
百合好きなら読んで損無しだと思います。
祝アニメ化! (ややネタバレ注意) ★★★★☆
このようなある意味偏った指向を持った作品がアニメ化されることを
歓迎するとともに、アニメ化に伴って駄目になった先人達の轍を踏ま
ないことを切に願う。

さて、強烈な引きで終わった3巻からの怒濤の展開を期待していたが、
正直肩透かしを食った感は否めない。
純夏と汐の二人は表面的には穏やかに日常に帰還し、物語は純夏が汐
に思いを寄せる過程にさかのぼり、丁寧に語っていく。

物語には大きな進展はなく、現時点でのキャラクタ達の描写に多くの
ページが使われている。ハチ&みやこカップルの事情(情事w)など
なかなか良い仕事。

けれど待たされただけに前巻の引きが消化されないのは、やはり残念。

期待を籠めて☆4つ。