It's gonna be good...gonna be AMAZING!
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トニー賞でのパフォーマンスでこのミュージカルを知った方も多いはず。私もそんな一人です。
ロックミュージカルであり、舞台は現代、登場人物には共感しやすかったり、また現代社会の問題を上手く反映させていたりと、他とは一風違ったブロードウェイミュージカルとなっていると思います。
アルバムのレビューということで、ストーリーや演技でなく曲の方について書きますが、とにかく素晴らしい。
アコギや生のストリングスを使用した、爽やかだったり切ない曲から、リズムギターで怒りや不安をあおる激しいロックチェーンまで様々ですが、それらを歌いあげるキャストも素晴らしい。「SideShow」で双子の片割れを演じたAliceは、今回精神を病んでいる母親役。時に力強く、時に狂ったように、時に弱弱しく歌う姿は見事です。そんな彼女を支える夫役には「Jersey Boys」でおなじみのJ. Robert Spencer。ハスキーな声でロックチェーンを歌いあげます。娘役のJenniferは透き通るような綺麗な声の持ち主。不安やいらだちを見事に表現しています。
そして私が何よりもおしたい、注目しているのがAaronTveit!!!!死んだ息子を演じています。彼はヘアスプレーのリンク役、ウィキッドのフィエロ役など、かっこいい役が多かったのですが、今回の息子役が一番のハマリ役だと私は思います。甘い声で切なく歌いあげる曲も、「I'mAlive」を力強く歌い上げる姿も素晴らしいのですが、全体を通して見事な”"化けぶり"を見せる彼、残念ながら現在は降板してしまっていますが、このサントラでは曲だけでもその様子が伝わってきます。
ミュージカルとして、というよりも、一つのアルバムとしても評価できると思うのは、曲のメロディーや歌詞、それを歌い上げる人々の素晴らしい技術によるもの。このミュージカルを知らない、見たことが無い方にも是非購入していただきたいです。
観に行きたい!
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少ない役者数だったけれど、その歌声にとても感動しました。
キャスト全員、素晴らしい歌唱力です。
とにかく音楽が良い!
CDも良いけれど、ブロードウェイまで観に行きたくなる作品です。
トニー賞11部門ノミネート中!
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母親役アリス・リプリーの魂がこもった歌は心を揺さぶられます。息子役アーロン・トヴェイト(ウィキッドのフィエロ役で有名)の"I'm Alive"は元気が出ますし、彼と父親役J.ロバート・スペンサー(ジャージー・ボーイズのオリジナル・キャスト)との掛け合いが感動的な"I am the One"は涙が止まりません。『レント』が好きな人なら絶対に気に入るはずです。