妹ミタムンを謀殺されたと思ったヒッタイトのイズミル王子が
メンフィス王への仕返しにキャロルを攫ってしまう巻。
メンフィスは激怒しヒッタイトに攻め入るが・・・

個人的にはここらへんの展開は熱い！！面白い！！！
・・・と思います。
（ここで終わってもよかったと思うが。）

　面白いとは聞いていたものの、絵についていけない気がしてこれまで縁がありませんでしたが、読んでみてやはりアッサリとハマってしまいました。（中の絵は実際美しいです。）

　登場人物は派手だし、エジプト新王国時代という古代がテーマということもあり台詞や流れはまるで宝塚のようにオオゲサ！思わず読んでて恥ずかしくなってしまうほどの純愛ですが、そこがまた堪らなくイイんです！！コレは読んで体感してみないことには、永遠にわかりません。

　純愛、熱愛、波乱万丈、わかりきったストーリーと決めつけずに、どうかこの世界に勇気を出して一歩踏みだしてみて下さい。夢中になること間違い無しの怒濤のらぶすと～り～なのですから。