読みやすくて内容が濃い
★★★★★
卒論を書くために資料として購入しました。書き終わったら売ってしまおうと思ったのですが、興味深いことがたくさん書かれていて、結構勉強になったので、そのまま手元に置いておくことにしました。音楽業界のビジネス戦略がよく解かるし、ひとつひとつ細かく丁寧に解説してくれています。とにかく実例がたくさん紹介されていて、読みやすいのが良いです。それでいて内容が深い。読み進めていくうちに、音楽は商品か芸術かということを考えさせられました。未来の音楽のありかたなど、いろんなことを考えさせられる本です。
金返せ
★☆☆☆☆
筆者による、ひたすら主観と持論のオンパレード。
「なるほど」と思える事もない事はなかったが、3割もなかった。
採取しているデータも少ないし、書いている事のを納得させる様な
立証もかなり乏しい。
ヒットチャートの中身の変動に関しては解り易く(詳しいとは思えない)書いてる。
筆者の音楽への熱意は伝わりました。その“気持ちだけ”はわかる。
筆者は音楽産業の人間ではなく、音楽ライター(というかいちリスナー)
なのでそうなったのかも。
まず、タイトルが間違っていると思います。
こういう話は、居酒屋で友達にでも熱く語るか、
自身のブログとかで書いてください。
表紙に「音楽業界の病巣にメスを入れる!」とか書いてますが、
焼け石に水にも及ばないというか、論点がずれてる。
税抜き1,600円、返してほしいよ…。
星は、むしろマイナス5点です。
確かに音楽業界で起こっていることだが・・・
★☆☆☆☆
3分の1くらいまではうなずけるデータもあり、調子よく読んでいたのですが、
それを過ぎたところからただ起こったことを並べている感じで、かなり飽きてしまった。
途中から表現も安っぽくなっていき、最後は筆者の愚痴まで出てきてびっくり、
エピローグは残念極まりなかった。。
とにかく、筆者は音楽が大好きなことはよーく分かりました。
箇条書きにして年表形式にしたり、ブログを読んでいると思えば、それなりに
面白いかもしれません。
”音楽業界に起こっていること”という題名からは確かにその通りなので、
☆ひとつです。それ以上の期待をするべきではありません。
中途半端に考えを述べずに、そこに振り切ってしまえばよかったとさえ思う。
(初めてレビューを書こうと思ったほどです)
わかりやすく最新の音楽業界の事情を解説
★★★★★
音楽業界で起きていることを最新のデータをもとに詳しく分析・解説している。
と言っても難しい論文形式ではなく、音楽関係者が日常的にブログを書いているような感覚で、わかりやすいコトバで実例を多数あげながら説明しているのがうれしい。
なぜこのCDが売れているのか、なぜ音楽配信が伸びてきたのか、国内外の有名なアーティストや、レコード会社などの実際の最新戦略をもとに解説しています。
読み終わると思わず誰かにこの知識を話したくなる本。