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電撃的東京

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: キングレコード
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この頁まで辿り着いてこのアルバムをまだ持ってない人は ★★★★★
迷わず買いなさい。
パッケージとして所有するに足る作品です。
70年代の大名盤!歌謡曲ファン特に45歳以上必聴! ★★★★★
歌謡曲をロック(特にグラム・パンク)でカバーするという、禁断の聖域、侵したくても人目を憚れるようなこの行為に、敢えて臨み、最高にカッコ良く仕立てられたのは、後にも先にも「芸能界の小林秀雄」(当時こう呼ばれていた)こと、近田名人だけだ。ああ昔のオールナイト・ニッポンが懐かしい。オリジナルを知らない現代の若者は、本作品どう評価するのだろうか?時代を映すメルクマールたる歌謡曲というものが存在証明を失い、時代を語る色が見えにくくなった今の時代、近田氏と共に、語るに足るあの頃、あの瞬間を共有できたことを今となっては幸福に思う。
近田春夫という稀有な存在 ★★★★☆
 最近の若い人にとっては、「週刊文春」でのコラム「考えるヒット」で有名でしょうが、わたしにとっては、近田春夫といえば、70年代に「月刊明星」(現・MYOJO)の付録「Song Book」での、毎号セレクトされた10曲ぐらいの先鋭的な歌謡曲のレビューであり、また、若いコのサブカルチャー番組でもあった「ギンザNOW!」での、週イチの洋楽コーナー担当の印象が強いです。

 70年代後半当時、たしか、洋楽のトップ10とバンドや歌手の本格的なPVは(当時は、まだほとんど、制作費をかけたPVは製作されていませんでした。その中で異色だったのがクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」でした。本格的に製作されるようになるのは、80年代になってからで、MTV開局の果たした役割は大きかったです。ある外国のミュージシャンが、PVは聴く者の想像力を奪うと発言していましたが、確かにそうなったと思います)を紹介する番組のコーナーはなかったように思います。CDの解説は、まだ若手音楽評論家だった渋谷陽一。

 高校生当時聴いた時は、ほとんど知らない曲ばかりだったのですが、偶然オリジナル曲を聴いた時は、アレンジというものは、とても大切なもので、これほどまでに違う曲になってしまうのだという驚きにも似た気持ちを持ったものです。
 後年、「東京物語」が森進一の歌だと知って、あまりの雰囲気の違いにビックリしたものです。ちなみに、わたしは、このカヴァー曲の方が好きです☆「ラストショー」ジャニーズ事務所所属だったJJSのナンバー。作詞は後年、LAZYの「赤頭巾ちゃん御用心」、「燃えろロックンロールファイアー」の杉山政美。青春のせつなさを歌っていて好き☆「情熱の砂漠」原曲のあとかたもないくらいのR&Rナンバーに仕上がっています☆「ブルドッグ」フォーリーブスのメンバーのおりも政夫が、この曲を聴いてショックをうけたと、解説にありました。この曲もカッコイイです☆「恋のTPO」オリジナルナンバー。マイナーコードから一転してメジャーコードへと展開する曲。若い男がどうやって、女の子をモノにするかという歌詞も楽しい☆関心を持たれた方は復刻されたという「気分は歌謡曲」を読んでみたらいかがでしょうか。
今聴いても圧巻 ★★★★★
日本におけるロックの金字塔的なアルバムに思えます。
他に類を見ない、ずば抜けたセンスの良さを感じます。
はずれ曲無しですけど、私は#1、#5、#10が特に好きです。
演奏では、小林克己の鬼凄いギターに唖然とするでしょう。
祝・製作からほぼ30周年! 今でも最高にカッコいい、日本製ロック・アルバム。 ★★★★★
1978(昭和53)年発表。そんなつもりで作ったわけではないだろうけど、結果として名盤になってしまった奇跡のアルバム。ほぼ全曲、既製の歌謡曲、それも大ヒット曲とかはほとんどなしの、いわゆる“通好み”なセレクションを、ソリッドなギター主体の、コンパクトかつ過激な、クセになるサウンドで聴かせてくれている。この頃の近田さんのカリスマぶりにはすごいものがあり(本業では売れないんだけど、コアな層への影響力はあった)、オレも『オールナイト・ニッポン』の火曜2部や『パック・イン・ミュージック』(歌謡曲かけまくり!)を毎週聴いていたり、このアルバムや近田さんのソロ・アルバム『天然の美』の入ったテープをウォークマンに入れ、聴きまくっていたもんでした。
収録曲のオリジナル・アーティストは、順にシャープ・ホークス、郷ひろみ、森進一、山本リンダ、平山三紀、JJS(ジャニーズ・ジュニア・スペシャル)、スリー・ファンキーズ、ザ・ピーナッツ、沢田研二(ジュリーのこれのみ、シングルB面の曲)、フォーリーブス、ピーター。唯一のオリジナル「恋のT.P.O.」は76年に出したシングル曲をリアレンジしたもの。この曲の“ガラッと変わる”曲展開の元ネタは「ハイ それまでョ」だとか。
ボーナス・トラックの2曲は77年、近田さん最初のソロ・シングルから。ヒットはしなかったが、2曲とも筒美京平さんが作曲した書きおろしのナンバー。ただし音的にはモロに歌謡曲で、『電撃的東京』の12曲と続けて聴くと、かなり違和感があるかもしれないです。なお、このアルバムからは「きりきり舞い(※別アレンジのシングル・ヴァージョン)/東京物語」のカップリングで、シングルが出ていました。

まったくもう好きすぎて、冷静な評価とかできないんだけど、いま聴いても新鮮な感動があります。特に若い人には、ぜひ一度、聴いてみてほしい1枚であります。