ガラス付きで板材は合わせ板ではなく、
中身がありガッチリしてます。

しかしながら、実際の大きさ「幅27×奥行28×高さ51cm」を、
手元に置いてみると以外に小さいものです。
（事前にメジャーなどで計算してみると良いかもしれません）

この大きさでは、そこまでガッチリしている理由はあまりなく、
正直、他社の方がコストパフォーマンスが良い気がしました。

枚数もジャケットの大きさに対して、
スタンダードのプラケースしか入りません。

なので、大量にＣＤを入れる事を考えると、
途端に容量不足になります。
複数の棚を重ねる事も出来ますが、
耐震を考えると補強は必須。
それ用の構造になっていませんので、ご注意を。

収納したいCDが全て普通のプラケース入りならばこのラックはとてもお勧めです。ガラス扉付きCDラックには奥行きに全く余裕がなくプラケースにビニールを被せた状態だとガラス戸がまともに閉まらない製品もありますが、この製品の場合は内寸の奥行きに余裕があるのでガラス扉はきちんと閉まります。普通のプラケースの場合は一段に19枚、合計57枚収納出来ます（製品仕様欄にある66枚というのはCDを横向きや縦向きにして隙間が無くなるまで詰めた場合なのでしょうか?）。
問題は紙ジャケット入りのCDを収納する場合です。紙ジャケットはプラケースに比べて背が高いので三段収納は絶対無理。プラケース一段＋紙ジャケ二段（その逆も可）となります。しかしその場合は本当にギリギリと言った感じで、最上段は向かって左端にある扉開閉のためのマグネット金具が引っ掛かって全部は入れられないのでプラケース3〜4枚分くらいは無駄な空きを作らねばなりません。
価格の割にはガッチリした作りです。この価格でガラス扉付きなのだから板材はベニア張り合わせの太鼓構造のような作りだろうと思ったのですが、実際はしっかり中身のつまった繊維板でズッシリと重く頼もしい物でした。
このラックは安くて良くできているのでメーカーには今後もこれと全く同じ製品を作り続けて欲しいです。CDが増え続ければラックも追加購入が必要になるのですが、今までの経験では数年後に同じラックを買おうとしても同一商品を入手出来た試しがない。結果として形の異なるCDラックを並べる事になるので部屋の美観を損なって困るのです。

値段の割にはしっかりとした作りで、非常によかっったです。 全面がガラス扉のため、見た目は良くなっているのですが、サイズがギリギリのため磁石の部分にCDが収納しにくいのが唯一残念ですが、構造上仕方がないと思います。