いつものこの作者の内容です。
なんら目新しいところはないですよ。

色々な萌え要素を鏤めた作品ではありますが、注目すべきはそれだけではありません。話が面白いのです。
こういった作品ではまあエロさが重要というのは確かです。でも、面白さはそれを際立たせてくれています。よくできたストーリーがテンポ良く進んでいく中、エロが描かれる。それは読んでいてなんとも楽しくなります。
話の設定上、それなりにヘンタイチックなプレイが出てきます。私の場合は、その度合いが正に好みを直撃したので大満足です。が、少しくらい趣味がずれていても、きっと登場人物達と一緒に楽しむことができるでしょう。これは、そういう作品です。

　生徒会長八神舞奈の幼馴染、丹羽幹夫は一見うだつの上がらない男子高校生だったが、実は自宅の空き部屋を利用して男子生徒の「お宝」を預かる重要な地位を担っていた。幹夫はその秘密を絶対厳守で通してきたが、そこにずっと舞奈の目が光っていたことにはまったく気づいておらず……
　メイド服で訪問（お宝部屋で指F＆手＆F＆π＆初V）→チアコス拘束プレイ（V）→体育祭（校内LL教室でブルマV）→夜の校舎内（緊縛＆ローターで校内散歩＆F→教室でF＆V）→クリスマスデート（緊縛した上にゴスロリドレス→映画で指V→昼食しながらお互いを足責め→試着室で舞奈に名前を書く→デパート屋上で初A＆地上に放尿）
　幼馴染を監視、あらゆるデータをあらゆる手段で収集して分析し、自らと同じレベルのエロスキルを与えようとする超ストーカーヒロイン八神舞奈の一挙手一投足と幹夫とのエロエロな漫才トークが楽しい一冊。
　単なるストーカーだけではなく、幹夫を上回るほどの変態的妄想力＆行動力も必読です。