シルヴィの歌声は本当に素晴しい！！　超個人的にではありますが、リック・スプリングフィールドと並んで、私の人生のナンバー１アーティストなので、かなり早くから予約してたにもかかわらず、予約日過ぎてもなかなか入荷せず、かなりやきもきしましたが、やっと届きました！！

プレイヤーに乗っけて、M２を聞いた時、「ああ、この人のファンで本当によかった！！」と思いました。この曲やM４、M５での歌声聞いていたら、涙が出そうになります。シルヴィはどんな歌も歌えるけど、こういったナンバーを歌ったら、ピカイチですね！！特にM２からタイトルナンバーのM６までの流れはあまりに素晴しくて何度もリピートしてしまいます！！　
超個人的にハイライトナンバーはM４ですね。
全体通して演奏に関しては今回は鍵盤がイニシアチブを握っていて、それがこのおだやかな統一感を醸しています。

M７〜M9とマイナーキーのナンバーが続きますが、この辺もシルヴィファンには定番的な感じの流れという感じ。特にM８でのマイナーキーのバースからサビでメジャーキーに行くところなんか、フランス！！ッて感じ？で、なんとなく秋を感じさせて、リリースの今の季節にぴったりで、間奏のピアノも素敵です。

マイナーキーが続いた後でM１０のような小粋な感じのナンバーをはさむところもなかなかの雰囲気だし、ラストナンバーのM１２はカバーのようですが、静かに始まって、途中からストリングスなんかも入ってきて、シルヴィお得意の巻き舌で歌い上げる感じで明るく盛り上がっていって、アルバムは終わります。最後にこの曲を持ってくるという締め方もにくいばかり！！
さりげないようで、とてもよく考えられた曲順で、アルバム通してとても自然な流れと統一感があります。
オリジナルの前作「sylvie」のようなダンサブルなナンバーも、ロックなナンバーや、一聴してポップ！！って感じのナンバーもなく、全体的にすごく落ち着いた感じではあるんですが、とてもいい雰囲気のアルバムで、この季節リリースなのも頷ける感じです。


シングルのM１がムーディなジャズブルースといった感じだったので、そっちの方向でまとめられたアルバムかも、、、と思っていましたが、さすがはシルヴィ、とてもいい感じに裏切られたというところ。
タイトルは「全て入り混じった悲しみ」というような訳がされているようですが、アルバムはとてもあったかくて、心の琴線をかき鳴らしてくれるナンバーがつまっています。
自然体なのに、たおやかであたたかくて力強い、そんなとっても素敵な素敵なアルバムです！！ありがとう！！シルヴィ！！
祈！！国内版発売！！！