素人が本書だけでロルフィングを体感することは難しいのではないか。簡単なエクササイズも紹介されてはいるが，特徴であるはずのアウェアネス（＝気付き）については，「背中に呼吸を入れる」といった調子の説明が多く，ロルファーに師事しないと，正しい気付きを感じられているのかどうかが分かりづらい。さらに「一日７分」というサブタイトルであるにもかかわらず，その７分をどう割り当てるのかという記述もなく，「慣れれば７分でできるようになるでしょう」とあるだけ。ストレッチや筋トレとは異なり，「やってる感」や「がんばってる感」が得られない方法のため，ロルフィングの概要は分かったけれど…という状態に陥りやすい。

アイダ・ロルフ博士が提唱した筋膜に働きかけるメンテナンス方法、ロルフィング。
そのメソッドや理論を知りたい人にはちょっと物足りないと思います。
逆に「ロルフィング」という言葉にあまりこだわらなくても、セルフケアの考え方や知識を得ることはできます。足のケアなどは簡単で効果も高い内容でした。
マッサージや整体足もみなどに頻繁に行っていて、でもなかなか満足できない、という方には、コストパフォーマンスとしても１回それらをやめて、代わりにこの本を買ってみる価値はあると思います。

ロルフィングは、筋肉を意識してゆるめることで、疲れをリセットするボディーワーク。
これをやってから疲れ難くなったような気がします。
筋肉のありかたを意識してみることってあまりなかったので、とても新鮮な本でした。
スポーツ、ダンスや歌など、いろいろなものに応用できそうです。
毎日、お風呂の中や眠る前に実践するようになったのですが、そのせいかよく眠れます。
それから、一日バイトをして帰ってくると足がパンパンな感じだったけれど、あまりそんな風にならなくなりました。
書いてある通りに体のラインを意識してみると、結構歪んだ姿勢をとっていることが感じられショックでした。
身体つきのバランスが整うと疲れ難くなるんですね。
今は、歩き方や普段の姿勢を、意識的に修正するようにしています。
ちょっと最初は難しく感じられるものもあったけれど、一日一レッスンずつ無理せず進められるところや、一人でも気軽に出来るものが多いところが嬉しいです♪

一時期、かみ締め呑気症候群で苦労しました。
リラックスしようとすればするほど体中が硬くなりました。

「かすかに動かす程度」がこれだけ効果があるとは思いもよりませんでした。

肩や背中がこり、強く揉んで貰わないと気がすまない人必見です。

ロルフィングとはなにかがよくわかる。
自分で行うには難しいように感じるが効果はありました。
もう少し手順が分かりやすいとよりよかった。