じっとりとした空気、

　　照りつける太陽、

　　青い海・・。


　　夏といえば、これしかありません。　　


　　HAPPYな夏、全開です。

音楽は、というか、いわゆる「ポップミュージック」というものは「消費されていくもの」というのは間違いないことであるが、ふとそんな事に疑問を持ちたくなるときがある。「それでいいのだろうか」と。
音楽が本来もっている、人間に与える作用（ちから）というものを考えてしまう。たとえばブルースの発祥であるとか、ゴスペルであるとか、祭りの歌であるとか、労働の際に歌い継がれ来た歌であるとか、たった一人の恋人にささげるための短いメロディであるとか。

MISHIKAはバミューダ生まれで、普段はヨットの上で生活する所為ミュージシャンではないのだが、オアシスやジザ・メリ、プライマル・スクリームで有名なクリエーションレコード（もう無いけど）のアラン・マッギーによって見出されてきたのである。
「レコードなんて本当は作りたくなった」と本人が言っているとおり、アラン・マッギーがどうやって口説いたのかはしらないが、MISHIKAの音源は奇跡的にレコードとして発売することになった。
MISHIKAが個人的に友人らのために、または自分のためにつくったこの音源は非常に繊細で、やさしくて、簡単に消費されてしまうポップミュージックとは毛色がまったく違う。聞くものの心をやさしく包む力がある。MISHIKAの音楽は、（誤解を恐れずに言うなら）本物の音楽なのだろう。

音的には、レゲエの影響が大きいですね。シンプルなつくりだけど非常に繊細。MISHIKAの歌声も非常に素敵で。
ずーっと大切にしたいアルバムだ。是非、奇跡の録音をきいてほしいと思う。
歌詞も素敵です。

海で育った彼の「あたたかさ」が心にしみる一枚です。
スピリチュアルな歌声が何とも言えません。
リードシングルとなった「ギヴ・ユー・オール・ザ・ラヴ」は、
夏が来ると必ず聴きたくなる名曲と言っても過言ではないでしょう。
ジャック・ジョンソンやベン・ハーパーが好きな方にはオススメです。

とにかく自由に自分を表現している、というのが率直な感想だ。
何物にも捉われず、今思っていること、今考えている事をそのまま
曲にしたような歌が並ぶ。嫌味もなく、何の気なしに耳に入り込んでくる
音、という感じ。何もせず、ただ何となくBGMが欲しいなと思った
時に聴くのが良い。

とにかく自由に自分を表現している、というのが率直な感想だ。
何物にも捉われず、今思っていること、今考えている事をそのまま
曲にしたような歌が並ぶ。嫌味もなく、何の気なしに耳に入り込んでくる
音、という感じ。何もせず、ただ何となくBGMが欲しいなと思った
時に聴くのが良い。