インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

犬神の悪霊 [DVD]

価格: ¥4,725
カテゴリ: DVD
ブランド: 東映ビデオ
Amazon.co.jpで確認
カルトムービー ★★★★☆
「エクソシスト」に始まるオカルト・ブームに乗って作られた1977年の東映の作品。その後、なかなかソフト化されなかったのでカルトムービー化しております。
 30年前、劇場で見たときは、大変エロティックかつ怖い映画だという印象がありました。もう当時は泉じゅんが出てくるだけでエロいのですが(最初から全裸ですし)、村人たちに赤飯のおにぎりで体中を撫でられて着物がはだけたりして、それを上から撮っているので、今見ても相当にエロいです。村の因習やその恐怖の描写がいちいちエロにつながっているのが、とても魅力的です。まるで「見てはいけないもの」を見ているような興奮といいましょうか。恐怖とエロと田舎の暗部が見事に一体化しております。
 ストーリーは破たんしているのですが(無理やり切ったためのようです)、話は分かりやすく、トントンと進んで次々と超常現象が起こるので飽きません。次々起きる怪奇現象の描写が最初から暴走気味。ラスト近くになるとますます暴走が加速して、だんだんバカ映画の領域に入っていきます。しかしこの後半の暴走ぶりが大変に面白いです。
 この作品がDVD化されなかった理由は、「犬神筋」という現実にある差別を描いているうえ、大分という地名も出ているからと言われていましたが、天海祐希の「狗神」も四国ですが同じテーマを描いており、テーマだけで封印されていたのではないような気がします。別の理由があって自主規制されていたのかも知れません。大変に面白い作品なので、DVDになってとりあえずは良かったです。
予想を上回る凄まじさ ★★★★★
大和田伸也と言えば、テレビでは『水戸黄門』の格さんを何シリーズも演じた人であり、真面目なイメージが強い。
その他の配役も、鈴木瑞穂、小山明子、岸田今日子と、文芸映画かと思うような顔ぶれである。
だからこそと言うべきか、普段は真面目な人が、文字通り何かに憑依されて、おかしくなっていく怖さがある。
山本薩夫監督作品で演じた正義漢の印象が強い鈴木瑞穂までも、妄執にとらわれて無残な死を遂げる役なのだから、救いは全く無いと感じられる。
ラストは、やり過ぎの感もあるが、カルト作品として名高い『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』や野村芳太郎監督版『八つ墓村』も公開された年の映画、と考えれば、これで普通だったのかもしれない。
被差別の怖さ ★★★★★
「怪談映画」というより、しっかりとした「和製オカルト映画」の先陣であり金字塔だと思う。
この映画が怖いってのは、血しぶきや残酷場面といったビジュアルとしてではなく、室田日出男の一家が村中から嫌悪され、村八分にされる描写のリアルな感じ。
村という組織のなかで集団で差別化するその構造がマジで怖い。
そして村の有力者・鈴木瑞穂たちの体制側が、「たたり」なんてものがないのは百も承知なのに、それを理由にして事故を隠蔽するというのも恐ろしい。

なぜこの作品が封印されていたのかは、室田日出男一家の血筋の描写だけではなく、土蔵の中に住む精神障害の長男を決して表に出さなかった理由とかではないだろうか。

もう少しどっしり構えて撮っていれば、これまでにない社会派の作品になったような気がする。まあ破綻している部分がこの作品の魅力であればそうなんだけど。

美声なのに寡黙に徹した岸田今日子。
村社会でどれぼど警官が無能なのかを見事見せつけた三谷昇。
霊媒師をリアルに演じた白石加代子(ちなみに長谷川真砂美に悪霊が憑いてからの声の吹き替えは白石加代子!)。
個性派な役者さんたちの鬼気迫る演技も圧巻です。

DVD化は本当にめでたいですね〜!
なんだかいい ★★★★☆
オープニングこそ作品の出来に少し不安を抱かせるが、あとは結構楽しめた。野犬に食い殺される場面は迫力あり、泉(超セクシー)の怪演も意外と怖い。この作品が封印されていた理由はなんだろう?見ていた間に差別用語はなかったし。犬をほんとに生き埋めにしたからかな。主演の大和田伸哉のヨリ目演技はいただけませんね。
一見の価値あり? ★★★★☆
なぜか長らく封印されて日の目を見る事がなかった作品がDVDで初登場。
映画のタイトルは記憶にあるのだが内容はまったく覚えていない。差別的表現があったのか理由は知らないがこのように封印されていた作品が発売になるのは奇蹟であろう。
ぜひ観たい(買いたい?)作品である。
これを逃すとまた封印されるかも。
急いでゲットしよう!