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GATEWAY

価格: ¥3,150
カテゴリ: CD
ブランド: ジェネオン エンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
すごいワ ★★★★★
全曲視聴できたのでザッと視聴しましたが確かに結論として「1人Sliders」です。
しかしバンド時代には表に出てこなかったデモテープを聴かせて頂いた感がして妙な感動があった。
それでいてダサくない。Slidersの着飾ってない裸な音。

私は「あんだがいないよる」で本能的におおっ!!と思いました。
ほぼハリーのリズムギターで成り立ち「もう1つのスライドギター」が絡まってかったるいナンバーとして世に出ていたんだな〜と。

昔、Slidersはリードギターで成り立っているバンドと思っていましたが、リズムを刻み続けた彼こそ頭の先からつま先まで「Sliders」な人ですね。
ハリーの「やり方」はダサければ反対したくなりますが、カッコいいので私は歓迎できます。






シビれた。 ★★★★★
前作の名盤『FOR NO ONE』から次回作を待つこと数年...
こんな形で次のアルバムがリリースされるとは予想外だった。
『FOR NO ONE』でお気に入りの曲、「しらけちまった空なら」「RUN SILENT,RUN DEEP」の 延長線上の曲が聞きたいと思ったら、まさにその通り!しかも全曲SLIDERSのカバー! 何も言う事は無い。

シャープに削ぎ落とされ、グレードアップしたHARRYの名盤!!
生々しく壮絶な1人スライダーズ。 ★★★★☆
冒頭の「のら犬・・・」の生々しさにまず呆気にとられてしまった。
ギターをアコギに持ち替えただけのスライダーズそのままの自分のギターパートに、他の音を被せるわけでもなく1人ぼっち。
リバーヴのかかっていないHARRYの生ヴォーカルが必要以上に際立ち、演奏の音数の少なさやギターソロのタドタドしさが、
よけい痛々しさを誘い・・・・あ然。
他にもスライダーズのパートそのままの「ペースメイカー」「あんたがいない夜」など、まるで1人スライダーズ。
そしてラストの「Easy Come・・・」の後半など、まるで苛立ちから集中を切らしたごとく目茶苦茶にギターをかき鳴らす。

当然、収録曲は「JOYーPOPS」名義のモノは無く「HIRO MURAKOSHI」のみ。
あえてブザマさを、さらけ出すがごとく振る舞うHARRYの男気というか何というか・・・・。
そんなこともあり、素直にカッコイイとは言えない「生々しくて壮絶」な作品。

セルフカバーと聞いて普通イメージするような、ロバート・ジョンソンを彷彿させるブルージーなアレンジの「カメレオン」や、
12弦ギター??の音色が美しく原曲とは違った魅力を持った「ダンシング・ドール」など、ポジティブな楽曲も
あるにはあるが、なにせ「のら犬・・・」のインパクトが強すぎて、何度聴いてもその印象は拭い切れない。

あえて、生々しく壮絶な「1人スライダーズ」を演じるHARRYの意図する所は何????
変に勘ぐらずにはいられない、そんな作品。
やられたな。 ★★★★★
スライダーズはデビューちょっと前から見てて、今回の企画はちょっと心配だった。
オリジナルを超える事は難しいかなってさ。
ソロのライブでも結構スライダーズの曲はエレキでガンガンやってたし、新鮮味に欠ける
んじゃないかなってね。
けどそんな心配吹っ飛んだね。
単に昔の曲をアコギで料理しましたって、アルバムじゃなかったから。
HARRYが昔言ってた「シンプルに削ぎ落とすほうが難しい」ってのがようやく形になって
来てるし、ギターのストロークひとつ取っても重みを感じる。
今回発売されたBOXと聴き比べてみたらかなり面白いと思うし、HARRYの次回作にはもっと
期待してしまうね。

HARRYのブルース ★★★★★
「スライダーズの曲をアコギでやってみた」だけのアルバムでは断じてありません。
ソロになってからのHARRYはよりブルース色を強めている。
ストーンズが未だにブルースのカヴァーにこだわるように、HARRYはスライダーズの曲をカヴァーしている。そして、そこに新しい解釈がある。
素晴らしいアルバムです。