他の方のレビューで、カットシーンがあるとはびっくり。
YouTubeで流れていた(著作権違反だか)ものと同じだったので
テレビ放送そのものかと思ったら。

でも、愛ちゃんとガキさんのトークはめっちゃ笑えます。
意外にあいぼんとコンコンのトークはそれほどでもなかった。

いや〜、愛ちゃんの変なところがでまくりです。

本作の最大の見所は「愛ちゃんと里沙ちゃん」、高橋愛さんと新垣里沙さんのトーク。
高橋さんの暴走により全く噛み合わない会話が非常に笑えます。
会話は終始、ずっとアクセル踏みっ放しの高橋さんに対し新垣さんがブレーキを掛けるという、普段はあまり見られない光景がずっと続きます。
例を挙げると、高橋さんが「織田信長が生きていたら日本語が無くなってオランダ語になっていたんだよ、日本語を無くして全部英語にすればいいんだよ」といったトンデモ理論を展開するのですが、新垣さんが冷静にツッコミを入れようとするも高橋さんは無視して走り続け、一息ついた隙に新垣さんがやっと「結論出すよ、無理。」と強引にストップさせる、といった具合。
こんなトークが延々続く為、次第に新垣さんの方が年上に思えてきます。
新垣さんには常に気遣いが感じられますが、だからこそ高橋さんもリラックスし、気を遣わずに安心して話が出来るのでしょう。
良い同期を持って幸せですね。
それにしても、高橋さんはどうしてこれを普段から出せませんかねぇ？
このようにリラックスした姿を見せることが、高橋さんにとって良いのかどうかは疑問ですが、妙に小さくなっている高橋さんよりも、今回のトークのような高橋さんの方が私は好きです。
これ以外にも、普段は見られない各人の姿が見られるものが数多く収録されており、特に「あやちゃんとみきたん」は必見です。
テレビ未放映地域在住の方はもちろん、何度か見ると新たな発見もあり、OA時にご覧になった方でも再度見てみることをお勧めします。

完全版ではなく総集編。パッケージには「放送分の、特に印象が強かったシーンを（中略）たっぷり収録」とある。この意味は後述。

「二人ゴト～○○とあなた～」ではハロプロメンバー各自が視聴者に向けて思うところを語る（もしくはおよそ適当に振舞う）というものだったのに対して、この「～a close friend～」ではメンバー同士が仕事やプライベートを様々に語り合う体裁となっている。118分の内容は、

１．安倍なつみ＆矢口真里
２．加護亜依＆紺野あさ美
３．吉澤ひとみ＆アヤカ＆里田まい
４．高橋愛＆新垣里沙
５．特典：各回のTV未放送映像、松浦亜弥＆藤本美貴の後編（前編はVol.3に収録）

キャッキャとはしゃいだりじっくり語ったりまったりしたりとそれぞれのカラーがよく出ている。関係が見えるトークたっぷりの充実感。１とか３の仲良し度合いをあらためて確認するもよかろうが、やはり４だろう。TV放送直後に大いに話題になったが、高橋＆新垣の掛け合いは何度見ても面白すぎるし楽しすぎる。仲いいなこの人たち。

特典映像のほうは普通の未公開シーンで大満足というほどではないが面白いことは面白い。松浦＆藤本は二人以外の人間が大勢関わり映りこんでいておまけとしても「二人ゴト」の中で浮いて感じた。ともかくもDVDで見られるのは嬉しい。

それにしてもこの製作会社の悪癖はなあ。TV未放送特典映像など付ける一方で放送時の内容をカットしまくり、というのは本当になんとかならんのか。特典映像を入れるのに各回5分はカットしてる。高橋新垣でいうと『飛行機だ！→名前見えるよ→視力5.0？→原始人じゃん』がない。『ガァキ！→うわ最悪』もない。もう色々とない。なんだこれ。まず完全収録しろ。話はそれからだ。てとこですか。

TV放送を見なかった人も充分楽しめるだろうとは思う。それだけの内容ではある…だけにカットが残念、本当に残念。てことで星三つ。