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アムニージアック

価格: ¥2,548
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   全米、全英のアルバムチャートで初登場No.1を獲得し、第43回グラミー賞の最優秀オルタナティヴ・アルバム賞に輝いた前作『キッドA』(2000年9月発売)。本作は『キッドA』のためにレコーディングされた数多くの楽曲のなかから、同作に未収録のナンバーを集め、オリジナルアルバムとしてリリースされた通算5作目のニューアルバムである。
   力強いサウンドと、闇にこだまする怪しいムードのヴォーカルが光るファーストシングル<2>をはじめ、奇才トム・ヨークならではの奥深い歌詞と精密な音作りが繰り広げられている。(速藤年正)
孤高 ★★★★★
「KID A」と、この「アムニージアック」を製作し発表したことは
私のレディオヘッドに対する尊敬が消えない出来事でした。
音楽史上における稀有な挑戦だったと思うのです。
彼らの作品を正直しょっちゅう聴いてるわけではありませんが
「ピラミッドソング」は自分にとって五指に入る音楽の最高峰です。
いやいや ★★★★★
個人的にKID Aより好きかもしれない。たぶん一番好き。
何よりもわかりやすい。
まさに姉妹アルバム。
オリジナリティ溢れる作品。
かなりロマンティックです。
素晴らしい。!!!! ★★★★★
このアルバムは人によって好き嫌いが、はっきり分かれると思います。
自分は好きです。嫌いな人もいて、いいんです。それが個性だと思います。
音楽としての完成度が過去のアルバムよりも高い感じがします。
曲の流れも、美しすぎて脱帽です。また一つ一つのメロディーが、かなりおいしいです。
本当このバンドはいつまで成長するのだろう?と、驚きました。
Jonny Greenwoodの貢献が大きい気がします。
「KID A」のアウトトラックという感じ ★★★☆☆
「Radiohead」の5枚目のアルバム。
ファンの方であればご存知の通り、前作「KID A」と同時期に作成された音源。
そもそもは「KID A」とセットで二枚組で発売するという案もあった様です、レコード会社との関係上の問題なのかどうか時期をずらして発売するという形になった。
「KID A」発売後のツアーで演奏された曲も多かった為、個人的には発売時の新鮮味に欠けるアルバムだった。
「KID A」と「AMNEAIAC」の位置関係は、トムヨークいわく「KID Aは炎を遠くから見ている感じで、AMNEAIACは炎の中心」だそうだ。
(僕個人としては正直に言って、それ程の違いは感じないのだが...。)
異論はあると思いますが「KID A」のアウトトラックという感じです。
(Morning bellの別バージョンとかいらないし...。)
という事で単体で聞いて悪いアルバムではないのですが、「KID A」と同時期に作っているという背景を考えた場合と、あくまでも「Radiohead」のアルバム群の中での位置関係を考えた場合には、微妙な立ち位置にある様に思います。


ちなみにアルバム内の好きな曲は
1.Packt like sardines in a crushd tin box
4.You and whose army?
5.I might be wrong
11.Life in a glass house
深い森のような世界 ★★★★★
ある音楽との出会いと言うのは、誰かが何かを求めている人にとっては必然的なものである場合が多い。「KID A」「Amnesiac」の二作は、そういう人たちにとって欠かすことのできない音楽であると断言できる。

理解できる、理解できないという枠を超えて、樹木が水を土壌から吸収するように、トム・ヨークとの波長を共有したとたん、そこに縛られて、抜け出せなくなり、それ無しではすごせなくなるのだ。レディオヘッドのアルバムの中でもこの2枚が非常に特殊なのは、ロックとポップの根底に流れる世界(我々が知っている「ロック」が死んだあとに何が残るのか)を提示したことにある。

一部の批判にあるように、ただ単にエレクトロニクスを導入しただけだと言うのは、トムの世界観に、単に共鳴できないだけの話だ。それはいいことでも悪いことでもない。だが、いったん彼の世界に足を踏み入れてみる価値は十分にある、ということだけはいいたい。深い森に入り込んだように、濃密な空気を感じさせてくれるはずだ。好きか嫌いかは、そのあと判断すればいいことだ。