確かに白黒が多くて、2,500円はちょっと高い。けれども、真魔神英雄伝ワタル（ＯＶＡ）の魔神解説まで網羅され、内容の充実度はかなりのもので内容自体には満足です。細かい設定も網羅されており、ファンにはお勧めです。

総ページ264項というボリューム。
内容はＴＶシリーズ3作とＯＶＡ2作の設定資料を用いたキャラクター紹介と全話のあらすじ、それに監督とキャラデザのインタビュー。

大半は白黒の資料で巻頭にあるカラーページは16項のみ。カラー設定（主なものだけ）が各作品2項ないし1項、ＯＰ・ＥＤカットが2項（非常に絵が小さく粗い）、マシンコレクションが4項である。

ページが多い割にカラーが少なく、白黒ページがメインなので、価格はこの半分ほど安くてもいいのではないか。内容の割に価格が高過ぎる。

芦田豊雄氏の描下ろし表紙イラストには満足だが、ほかにも版権イラストや映像リストも掲載して欲しかった。