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Pyromania

価格: ¥2,337
カテゴリ: CD
ブランド: Mercury
Amazon.co.jpで確認
   イギリスのグループ、デフ・レパードが、3作目にして世界的なハードロック・バンドに大躍進を果たした。このアルバムがリリースされた83年は、折よく世界中でHR/HMブームがまき起こっていた時期だ。彼らの特徴である、軽やかなタッチながらシャープでコシのあるサウンドが、タイミングよくミュージックシーンの流れに乗ったのだ。
   どの曲がシングルカットされてもおかしくない完成度の高さ、テンポよく流れるアルバムの構成もいうことなし。80年代を代表するアルバムの1枚として聴いてほしい作品だ。(富良仁枝実)
音質 ★★★☆☆
ヒステリアを聴いた後、このアルバムも大名盤の太鼓判が押されていたので購入してみたが、残念ながら期待したほどでは無かった。
キャッチーなコーラスはいかにもラジオ向けで、イギリスのバンドらしからぬ爽やかさ。曇り空も晴れるようなエネルギーに充ちており、そこは良い。
しかし、いかんせんサウンドが悪い。NWOBHMのバンドといえば、ややB級なサウンド・プロダクションも味の内なのだが、レップスの楽曲にこのサウンドは合っていない。
「HR/HMの名盤」という意識が邪魔なのだろうが、どうしてもHR的な美意識を期待してしまうのだ。そしてこの音のせいでイマイチ感動できずじまいなのである。
レップスの方向性を決めた重要なアルバムであることに間違いないが、爽快な楽曲とサウンドのバランスを見れば、そこそこのアルバムに落ち着いてしまう。
楽曲…★4.5
音質…★2
今でも聴ける名盤の1つ! ★★★★★
デフレパード通算3作目。ギタリストのフィルコリンはこのアルバムから加入。ブリティッシュロックのフィーリングを残しつつ、メロディアス/キャッチーな曲。当時アメリカ人の友達から勧められて初めて聴いたのがこの作品。そういう意味でも思い入れのある1枚です。時代が時代なんでレコーディングのサウンド自体あんまりよくありませんが、アルバムの評価には全く関係ない所。曲の構成、アレンジ等はかなり熟考され、素晴らしいの一言。これ以降のHysteria、Adrenalize等はもう少しシンプルかつ現代的なサウンドになっている(ドラマーのリック事故(左腕切断)によるものが大きいかも知れませんが)ので、いわゆる大ヒットしたデフレパード的サウンドでいいのですが、それらの持つキャッチーな要素を残しつつ、印象的なリフ/構成を持ったのが本作と思っていただければなんとなくイメージが湧くと思います。私の中ではベスト・オブ・デフレパードです!
サイッコー(*^∀^*) ★★★★★
HM/HRバンドのなかで、ボン・ジョヴィと並び、最もポピュラリティを備えた音楽を作ってきたのが、このデフ・レパードでしょう。んで、そんなバンドの才能、資質が一気に開いたのがこの3rdアルバム。ツェッペリン、クイーン、デヴィッド・ボウイなどのブリティッシュロックを栄養源に、NWOBHMを通って80年代当時の最新技術をもって作り上げられた音。初めて聴くメタルとしておすすめします。いや、すべての音楽ファンにおすすめします。 (*^∀^*)
全米制覇へ ★★★★★
 もちろん次作のヒステリアの天文学的な販売枚数を考えれば色々な面で劣るかもしれないが、このアルバムのツアーで初来日したこともあり、個人的に思い入れが強いし、もちろん、曲そのもが悪いということではなく、ヒステリアへの足掛かりとして大変重要な作品として捉えなくてはならないということだ。
 NWOBHMの一員としていながらも(マネージメントも含め)アメリカへベクトルは向いていたことは公然な事実。しかしながら堂々とユニオンジャックを背負い、英国魂も忘れてはいないそのバンド精神には惹かれるものがあった。故に、英米双方の良いところを兼ね持つ精神は楽曲へと繋がり(アメリカン的な面は多いとしても)単純に素晴らしいと言えよう。
 現代からすればベスト盤以外ではリマスター音源がないので音質的には悪く、また常々言われているようにデフ・レパードのジャケデザインは悪いという風潮があるが、全米制覇への
レールを走ったこのアルバムを未聴な方がいるならば人生で一つ損をしているとはっきり言える。
大ヒットした3作目 ★★★★★
通算3作目、全米チャートででマイケル・ジャクソンの"Thriller"と鎬を削り、大ヒットを記録した出世作。

このバンドはAC/DCのダイナミズムにQUEENのメロディ&ハーモニーの融合から、自分達のアイデンティティを確立しようとしたんじゃないかと思うのだが、前作が両者の比重がAC/DC寄りだったのに対し、本作ではQUEEN的な要素が強まったと同時に、そのブレンド具合が完璧にハマったと言える…そりゃ売れるよね。

音は、プロデューサーであるマット・ランジ(曲作りにも関わっている)の緻密な音作りが重要な要素であるのは言うまでもないが、今になって強く感じるのは亡きスティーヴ・クラークのレス・ポール・サウンドの存在感で、スティーヴ在世時のDEF LEPPARDにおいて、それがいかに重要であったのか、痛感した次第。聴きこむにつれ味わいの増す、本当にカッコいい音だ。

曲はライヴ向きの1、3、7、9、叙情的な2、4、6、8、大作主義というと大げさだが、ドラマチックに作り込まれた5、10という具合に大雑把に分けられるが、いずれにおいてもキャッチーなハーモニー・ヴォーカルを乗せる事で、楽曲を洗練させ、普遍性をもたらす事に成功している。素晴らしいリフとハーモニー・ヴォーカルのコンビネーション、コントラストで聴かせるという意味ではやはり、シングルとなった2、6、7の3曲が抜きん出ているが、3、5といったHR/HM寄りの楽曲の完成度の高さが凄いと思う。

ちなみにSHM-CDとしての効果は大したものではないので、それを期待する方にはオススメしません。