ラストチャンスかもよ
★★★★☆
新生マックの黄金時代の始まりを告げるアルバム。
どのアーティストにも言えるが、最高傑作のひとつ前のアルバムには、なにかそれを予兆させるエネルギーのようなものがあり、これにもまさにそんなパワーに満ちている。
これはビルボード1位になるまで58週間かかり、当時、1位まで最も時間のかかったアルバムとして記録を作った。
そして76年の年間チャートでも堂々の2位(1位はピーターフランプトンのライブアルバム)。
2004年にこのデラックスエディションが発売されたが、ここにきて再度リリース。
マックはここ最近活動していないこともあり、そうそうこういうこともないだろうから、少しでもその気があったら是非この機会に入手を。
ボーナストラックはシングルバージョン中心で、アルバムバージョンとは微妙に違うだけだからファン以外にはあまり魅力を感じないかもしれないけど。
初CD化のときは訳詞もなく雑な作りだったが、今回のは写真もいろいろついて丁寧に作っているよ!