肝心なところがダメダメ
★★☆☆☆
この本はフーリエ変換についての記述に比べて、ウェーブレット変換についての記述が充実している、ウェーブレット変換とは、ご承知の通り、時系列信号をウェーブレットの伸長・出現時刻の2次元で表現する手法だが、肝心の「2次元で表現する方法」に関しては何の記述もない。正確には、「グラフ」ボタンをクリックする場合のプログラムが抜けている、ということ。おまけにP74のスケールフィルタは順番が違うんじゃ?P75「結果をシートに書き込み」ルーチンを行ったところで、P76図4-10のようにはなり得ませんし。プログラムと図が全く連携していません。「科学計測のためのデータ処理入門」といい、日本には、ウェーブレット変換に関するまともな(=きちんと校正された)実務レベルの本がさっぱり見当たらないのはなぜ?
切り口に特徴がある
★★★★☆
他のかたのレビューにもあるように、この本でフーリエ変換、ウェーブレット変換を初歩から学ぶには無理があると思われますが、これらを理解している方にとっては、他の専門書とは異なるオリジナリティある著者の解説に新鮮さといったようなものを感じることができるのではないかと思います。
Excelを使ったデータ分析手法(中級者以上)
★★★★★
データがあるときそれをどのように分析するかの基礎
についての説明をところどころExcel VBAを用いて行われています。
数学的内容は易しく、しかし本質的な部分も多く勉強になります。
その反面、最初にこの分野を学ばれる方に難しく感じるかもしれません。
1度データ分析について学ばれた方にお薦めです。
フーリエ変換、ウェーブレッド変換はこの本だけでは
わかりません。(著者もこの点は述べています。)
統計分析、実験データ分析等に興味がある方は良いとおもいます。
う〜ん?
★☆☆☆☆
”Excelで試す実例”であって、excelで学ぶような書籍ではありません。一度内容を確かめてから購入することをお勧めします。