面白いけど
★★★☆☆
試みとしては面白いですし、心意気・気合も手間も認めますし、クオリティは高いです。TMに対する敬意も感じます。
ただし何度も繰り返し聴くものではないですね。
中学時代TMが大好きで今はロックからソウル、ジャズまで聴くおっさんとなってしまっては、レトロなピコピコ音とボーカロイドでは「愛聴する」と言ったモノとは違う気がします。ニコ動などにアップしている代物ならめちゃくちゃ絶賛していたかもしれませんが、なまじ当方は(安いですけど。)CD購入していますからね・・
耳に残りますが、それが心地良いかと言えば違います。
小学生の時、何度もプレイしたファミコンのピコピコ音が耳から離れないのと同じです。
ただピコピコサウンドだとメロディが際立ち、いかにTMの楽曲が優れていたかが再確認出来ます。
ざっくり言うと『cat prime』の続編。
★★★★★
売れるとか売れないでなく創りたい音楽を純粋に創っていた昔のTM時代の小室さんに再会できた懐かしい錯覚です。涙がでてきました。きっと小室さんも、何か思い出してくれたと思います。
実際は小室チルドレンですが、シンプルな音源ですごく丁寧にわかりやすく作られていて、面白い作品だと思います。
ちなみに、ヴォーカルは癒し系アニメ声の女性です。
おもしろい切り口!
★★★★★
いろんなアレンジを聞いてきたが、大胆だが、非常に面白く、冒険的な作品だ。
ファミコン世代なので、違和感ないが、今の子達はどうおもうかな。
変り種として、値段も安いし、コレクターアイテムにどうぞって感じかな。
楽しくて懐かしいトリビュートの良盤
★★★★★
TM NETWORKはデジタル志向を前面に出しつつポジティブな未来を常に提示していて、
その存在がすでにファンタジーでありファミコンゲームに近かったとも言えます。
(実際にファミコンソフトにもなりましたしね)
8bit音源のチップチューンが音源豊かなTMの楽曲にハマるのも当然なのかもしれません。
逆にファミコン以来20年以上を経てチップチューンの発展を確認できるアルバムでもあります。
TMの原曲がデコレーションケーキなら、これはフルーツとクリームたっぷりのショートケーキの詰め合わせ。
アルバム製作者の熱意と創意と愛情を感じる良質のトリビュートアルバムです。
忠実な再現に頷いたり大胆なアレンジに驚いたり新しさを再確認したり郷愁を感じたりと自在に楽しめます。
1曲目:Electric Prophet(インストロメンタル)
コアなTMファンの間で特に評価の高いこの曲が、神秘的な物語のオープニングを告げる。
買ったばかりのゲームをファミコンに差し込んで電源を入れたときの、あの静かな高揚感!
2曲目:Rainbow Rainbow
1曲目から連なるイントロ、そして懐かしいメロディー。
TMの1stアルバム収録ながら古びることない原曲の楽しさを引き出した良作。
3曲目:Be Together
ピコピコ音が原曲にハマって可愛い!楽しい!
ミクのヴォーカル&バックコーラス再現も必聴。
4曲目:Telephone Line
原曲をもう一回り新しくしたようなシックでお洒落なアレンジがツボ。
跳躍音階を苦としないミクのヴォーカルが宇都宮と比べても遜色ないインパクトを与える。
5曲目:Kiss You(インストロメンタル)
ファミコンの「LIVE IN POWER BOWL」を思い出してニヤリ。
このアルバムの中でもっともファミコンチックな曲、ラストもね。(笑)
6曲目:Time Passed Me By
木根バラ至高の1曲をややアップテンポに前向きにアレンジ。
7曲目:Rhythm Red Beat Black
可愛くてチープで戦闘シーンのような音楽。ミクの幼い歌い方はアリか?
8曲目:Come On Everybody(インストロメンタル)
僅か8bitで音色豊かな小室サウンドを見事に再現していて驚く。
ゲームミュージックというより密度の濃いダンスナンバー。
9曲目:Self Control
チープだけどピコピコ音で原曲のテンションの高さと爽快感を味わえる。
10曲目:Still Love Her
何十時間もかけてクリアしたゲームのエンディングのように、しみじみとした充実感。
小室×木根×8bit音源×ミクが「mother」エンディングのように心に沁みる。
bonus:Get Wild
この曲だけ生ヴォーカル(女性)。
小室的なパンク思想やハウスミュージックの系譜と見ればいいだろうか。
ファミコンボーカロイドTMNETWORK 大変面白いと思います。
★★★★★
TMNETWORKの楽曲を8BIT音源とボーカロイドで再現。よく作り込んであるなあと思いました。
TMとファミコンサウンドは相性が良いですね。こういう面白いトリビュートアルバムが出てくるのもTMならではですね。