何かと大げさで、単純になりがちなXのバラードの中で、
この曲だけはその単純さが素晴らしく光っていると思います。

イントロから始まるピアノのコードは
「ロックバンドの物語」の最後を締めくくる曲としては
The Beatlesの「Let it be」を彷彿とさせる部分があります。

ギターソロは単に時系列の問題だと思いますが、
それまでのどの楽曲よりもレコーディングのクオリティが高い。
Forever Loveまでのハイの抜けがいまいちだった音とは違い、
デジタル的なエフェクトと抜けのいいハイがとても心地いいです。
ボーカルについても同様。

またいかにもYOSHIKI色のあるメロディーでありながらも、
これまでのような「いかにもクラシカル」な雰囲気を排し、
どちらかといえば合唱曲のような聴きやすさを持った楽曲です。

ストリングスよりはピアノとシンセサイザーの打ち込みによる
YOSHIKIにしては非常に密閉型のサウンドに仕上がっている点も良いと思います。
「The Last Song」だけあり、ある意味で、ここまでのX JAPANとは異なる作品でしょう。

〔 傷つくだけ、傷ついて、解ったはずの答えをどうしてまだ、問いかけてる〕の部分がまさにTOSHIのX脱退とYOSHIKIの心情を反映していて感動的。

X JAPANの文字通り最後の曲。


X JAPANが今まで築き上げたものを感じる曲です。

ほぼ、英語の言葉になっていますが、所々に入るTOSHIさんによる日本語の歌詞が凄く心に響いてきます。

そしてYOSHIKIさんの優しいピアノも涙を誘います。




私は、X、X JAPANのこの曲以外全て聴いてから、この曲を聴きました。

感情移入して、涙が出てきます。





私はXの歴史をこの曲で閉じています。

もう最後を飾るのに良いバラードです！！
これを聴くたびに、少し寂しい気持ちになりますが、「今まで、有難う」と思わせる感じのバラードだったのでよかったです！！

ほとんどピアノがメインで、所々にTOSHIのヴォーカルが入っている、
という感じ。
特に後半のピアノソロはJAZZの様なメロディーラインで、かなり美しいです！！

また、パソコンに対応してます。
今まで(～1998迄)に発売・配布されたCD・VIDEOの一覧が見られたり、
ラストライブの一部が見れたりします！